学校を退学になったので、トータス松本が経営する居酒屋で働くことになった。
オーナーの松本氏と共に謎の気合入れを従業員全員でする。その後いきなり持って行く料理を渡されて仕事本番である。
140番テーブルどこだよ、と探しながら歩いていると、濃紺のラメ入りスーツを来たオッサンが私を手招きした。
「これと同じモノお願い」
「すみません、品名でお願いします」
「砂肝串ね、あるだけよろしく」
「かしこまりましたぁ!」(クソデカボイス)
結局140番がどこか分からなかったので、先輩に任せ、私はオーダーを通した。
「砂肝?もう品切れやな!よっしゃ、俺が一緒に行って説明しちゃる!」
一見怖そうな角刈りの渋い板さんが、優しい。私と共に客席に出向くと、客は不満タラタラでテーブルの間をヌルヌル動いていた。
天板を勝手に外し、枠だけになったその脚の間を出たり入ったりしているのだ。
「お客さん!」
板さん、怒るかと思いきや、一緒になってヌルヌルやり始めた。
なんでやねん。
内心でツッコミを入れた私は、先輩にチクリに行った。
マッシュルームカットのネズミ顔の先輩は、親身になって話を聞いてくれた。
「そうか、それは大変やったな。わかるで。あのヒトそういうとこある」
親身になってくれるのはいいのだが、ずっと背中に張り付いてるのはどうしてだろう。
先輩は子泣きじじいの孫だったのだ。
という夢を見ました。
おはようございます。
これほどでもないけど、変な人がいっぱいいる所でお仕事したことはあります。
毎日、仕事そっちのけで馬鹿みたいに笑って面白かったなあ。(仕事しろ)
夢の話って一番困るやつ。
_(:3」∠)_スマヌ