鳥尾巻

今日は間違えずに歯医者に行ってきました。

ごきげんよう。
博愛の精神がいき過ぎて、虫やら動物やら変態にまで懐かれる鳥尾巻です。

G以外はゆるす。

虫や鳥を頭や肩にとまらせている私を、家族は「デ◯ズニーゴリンセス（プリンセス＋ゴリラ）」と呼びます。

甘い顔をしていたら、カラスにもナメられて食料を何度も奪われました。
広島の平和記念公園でぼーっと突っ立っていたら、蝶の乱舞に襲われました。
よその家の犬猫さんも足元に絡みついてきます。
子どもは遠慮なく体によじ登ってまいります。

まあ、ゴリラなので多少よじ登られてもビクともしません。
体幹はバッチリです。

ただ、私が愛を持って甘やかしたものは、例外なく王様女王様気質になってしまうので、愛情の注ぎ過ぎには気を遣います。（うちの弟、夫、魔王しかり）

そんなコントロールも利かぬ10歳の頃に出会った私の白猫は、気位の高いお猫様になりました。
私以外には懐かず、家族に嫉妬されたほどです。
美しく気高き彼女を、私はどれほど愛したことでしょう。
シートン動物記に出てくる「狼王ロボ」の伴侶、白い雌狼の名にちなんで、ブランカ（白）と名付けて可愛がりました。

毎年、猫の日には、彼女を思い出して、優しい思い出に浸ります。
来世があるなら、また出会いたいものです。

(創作はしないですよ、カクヨム公式猫企画さま）