夏休みが終わるととに、俺も仕事に戻る。
いやぁ、最低ですよ。一緒に働いてる人とやっぱり話せないし、会社からの理不尽な文句がもう来ているんですよ。
そしてちょっと調べものしてたら、まちがって出会い系のリンクをクリックしてしまって、「ブロックされた」というメッセージが来てしまった。(おい、その顔やめろ。本当に事故だって。この仕事であんな気になるクズい俺じゃない)
とにかく、俺はこの仕事に向いていないってことが更に確信した。早く転職しなくちゃ。
というわけで、もっと他のことに精を出すつもりだ。討論とか、次の仕事に関する術とか、そんなところ。よく考えたら、それは小説を書く暇が更に無くなることなんだけどね。
「おい、鳥さん!あんた最近なんも書いてないし、一つの短編小説しか書いてないんだ!」
うるさい、わかってっから。
でも、もっと真面目にならないといけないってことがわかる。この仕事ではじゃなくて、人生にね。夢を追って他のものを捨てておくにせよ、夢を諦めて真面目な仕事に就くにせよ、今の生き方は続けないんだ。今のままは駄目なんだ。この仕事を始めることで、なんとかなったらいいと思ったが、その幻想を放り出すかすくなくとも流されないことかができたら、それは今の最善結果です。