• 現代ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

ハンバーグを焼いてても

カクヨムコン参加中の「メスガキ☆パンデミック!」ですが、12/1の連載開始から11日間連続で更新しています。
お蔭様で多くの人に読んでもらえて、最新話追ってくれてる人も数人いらっしゃって、ありがたやありがたや。
この分でいくと連続更新は少なくとも21日まで伸ばせそうですが、その後は進捗次第。できるだけ大幅改稿はしたくないので、しつこく推敲しながら出してます。
完結まで、お付き合い頂けると嬉しいです。

* * *

僕はこう見えて料理をする方なのですが、実は苦手な料理があるんです。

それは、ハンバーグ。

えー、ハンバーグなんて超定番料理じゃーん☆ と思うなかれ。
これほど焼き加減が難しい料理は、他にないんじゃなかろうか。

例えば、肉種作ってフライパンに蓋して焼くでしょ?

・蓋閉めてるから、今どれくらい焼けたか分からない
・蓋開けると、せっかく蒸し焼き状態になってたフライパン内が冷めてしまう
・ひっくり返さないと、底がどれくらい焼けたか見えない
・どんなにやっても中はナマじゃないかという、疑心暗鬼を生む
・楊枝で刺して、肉汁が透明ならOKというけど、透明だからよく分からない
・大体焼いてる最中に、肉種に入れておくべき材料調味料を発見する
・出来上がり時間が読めないから、ご飯を温めるタイミングが難しい
・チーズを乗せるか目玉焼きを乗せるか問題は、ウクライナ問題なみに解決しない

これだけのハードルを越えて、ハンバーグは食卓という舞台に上がっているのです。
世のお母さんに感謝しましょう。

こんな感じでヤキモキしながらハンバーグ焼いてると、小説みたいだなって思っちゃいます。

・プロット通り進まないから、今どれくらい書けたか分からない
・プロット変えると、伏線とか展開とか色々書き直しで、冷めてしまう
・全部書かないと、今のシーンがどれくらい適切な文章量か見えない
・どんなに考えて書いても、つまらないんじゃないかという疑心暗鬼を生む
・Webで出して、評価が☆3ならOKというけど、読み合いだからよく分からない
・大体書いてる最中に、ストーリーに入れておくべき要素を発見する
・出来上がり時間が読めないから、どこの公募に応募するか、タイミングが難しい
・流行に乗せるか独自路線で行くか問題は、パレスチナ問題なみに解決しない

どうです? 身に覚えありませんか?

執筆に詰まったら、ハンバーグを焼くのもいいかもしれません。
自分が今どこで詰まってるか、どう解決すべきかを噛みしめて、ハンバーグを食べてみる。

美味しいハンバーグが作れたなら、オイシイ小説だって書けるはずです!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する