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3億円の負債を抱えたプロデューサーの話

昨夜、家族繋がりのTV中の人と夕飯を食べながら会話をしていたところ、興味深い話を聞いたので話したいと思います。

ある元大手TV局の制作の方で、いきなり社内や外部映画専門の大手のアレコレで3億円の負債を抱えてしまった。しかし、それを何とかし回収して業績回復、という凄いことをやったといいます。

私「へぇ、凄い人もいるもんだねぇ」

中の人「その人が君と同じタイプなんだよ」

私というのは医学研究職なので分析に膨大な実験・実践データを放り込んで調べ尽くす、という趣味があり、それで成果が普通にあり(一例は昨日の近況報告で膨大な商品から盗品を見つけてしまう等々)記憶・分析スキルです。ただし覚える為の努力が半端でありませんが、頭を割って中を覗きたいとかよく言われたことがあります。

中の人「どういう人かというと海外で人気になった医療物ドラマがあるでしょ、それを80話ぐらいまで習作台本を作ってしまうんだよ」

私「そりゃ凄いね」

中の人「僕が脚本の相談をしていたから話してくれたんだけど、その習作台本80話の話は業界内で製作陣の前で訓話みたいに話をしたことがあるから知ってる人も多いと思う」

私「そういえばワーナーが吸収される話もあったね。進んでいるらしいね。表にはまだ出てない? 次の流行りがXXXXというのとかもあったね」

中の人「努力して優秀な作品を作っていても何故か3億もの負債を抱えさせられたと怒っていたよ」

私「うんうん」

中の人「で、重要なのがプレゼン。これは売れますよという脚本や映像を作って結果、3億は回収されたんだ。習作台本を作ったりして自分でやったおかげで出来たらしい。ふんぞり返っていては自分で判断できないスキルのまま」

私「偉い地位にあるのに習作台本を自ら作って脚本を勉強したのが、そもそも凄い頑張りだね」

というお話でした。

小説に役立つような話にはなりませんでしたが、まだまだそんな人がいるという事で中の人は『ホッとしたよ』と言っていました。

愚痴が一杯でしたが、趣味番組で医療誌編集の担当がどうしているの?という変な人事があってから10年ぐらい、政治や報道界隈、メディア、文芸界の上層部に至るまで揺れ動く昨今。

考えさせられましたね。

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