「神の花嫁は悪魔の奴隷」が、無事に完結しました。
お楽しみいただけたでしょうか?
このお話のテーマは、“祈り”です。
私自身は、仏壇に線香をあげ、初詣でお賽銭を投げ、クリスマスにケーキを食べ、ハロウィンにカボチャを買うような人間です。
「いただきます」や「ごちそうさま」も、普通に言っています。
でも、そうした行為に、どれだけの意味を込めているのか。
そう考えたのが、このお話のきっかけです。
背景描写は、あえて、バッサリ削除しました。
登場人物の容姿や年齢も、明記していません。
それぞれの国の思惑など、がっつり深読みしていただけたら嬉しいです。
この娘は、果たして、幸せなのか否か。
国王は? 奴隷少年は? シスターは?
どちらがユートピアで、どちらがディストピアなのか。
宗教観も、幸せの価値観も、人それぞれ。
いろんな方のご意見を、ぜひ聞いてみたいものです。
読んでくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054898053346