Twitterの方では軽くつぶやいたのですが、毒虫ちゃんのお話では『チェーホフの銃』をめちゃくちゃ利用しています。露骨に使っています。
前に出てきたこれが、ここで役立つわけね!という気持ちよさってあるじゃないですか。そこを意識しています。
露骨に、と書いたのは、かなり「分かりやすく」入れているからです。分かりにくく入れているものもあります。予想が当たる気持ちよさと予想外の楽しさ両方あるといいかなと。
とはいえネット小説、基本的に目を滑らせながら(というと聞こえは悪いですが)軽く読む方が多いかなと思うので、私の思う「分かりやすく」「露骨に」がどこまでそのとおりになっているかは謎です。
完結後に、読者さんから反応やご指摘を頂いたら、それを参考に使い方を調整できるかなとは思いますが。果たしてくるのか、反応。
あとはモチーフの繰り返しとか、場面によっての「色」のイメージとか、そういうのも読む時に気持ちいい要素かなと思っているので入れています。
分かりやすいのは蘭の花の回かなあ。
黄色い花粉の落ちたテーブル。薄まったオレンジジュース。
花粉を落とす花はなんとなく不穏なイメージもありますね。
創作論にもならない覚書なので、近況ノートに書きました。
最後に作品URLを貼ります。よろしくニャン。
愚痴アカウントの毒虫ちゃんは推しを守るために羽化をする−黄泉返り美女を好きになってしまいました−
https://kakuyomu.jp/works/16817330652238964740