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KAC2020を終えて

KAC2020 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020~

去年同様に、カクヨム4周年記念KACが開催され、無事に皆勤賞が発表されましたので振り返りをしたいと思います。

今年は人数が載っていませんでしたが、受賞者の一覧をエクセルに貼り付けたところ300人かと思われます。
自身のの近況ノートによると去年は約600人が皆勤賞を取ったようなので、約半分。
日数も半分なので参加者も半分……って駄目じゃん。
まぁ去年は図書カード500円、今年はリワード300ポイントですからね。
腕を磨くために参加しただけであって、報酬は一切あてにしていません。

例えばイベントのリワードは無期限ってことにしたら参加者も増えそうなのに。
こつこつ貯めたらいつかお金にできると思えばこそ。

というかわかっていましたが、上位陣の顔ぶれは変わらないですね。
そりゃ固定客の多い人が有利でしょう。
殿堂入り制度で不満をそらしつつ新規層を促そうという狙い。
ただ一番最初に作品を仕上げた人に賞金というのは悪手だったのでは。
それするなら毎回担当が選ぶカクヨムレビュー賞を行った方が、まだ公平感が出たかもしれません。
あとはそのレビュー賞も複数人受賞とかね。
これ何人が担当しているかわかりませんが、少数でしょうし大変だと思いますが。

そもそも今回はタイミングが悪い。
新型コロナ云々ではなく、個人的な話です。
図書館で『日本霊異記』に関する本を借りてきてさあ読もうかって時に突如KACやります、のお知らせ。

私はインプットとアウトプットを同時に出来ない人間なので、KACにリソースを費やすと他のことに集中できません。
なので約10日間KAC作品を仕上げるまで借りてきた資料を一切読めず……。
代わりに(?)説話としての宇治拾遺物語にも興味を惹かれたりと新たな発見もありましたが。

今回は昨年と違い、お題が発表されてから一から作り上げるというより、はじめからある程度書きたい物語を構想してからお題を当てはめる、というやり方で書くことが多かったです。

ある種の手抜き、イカサマ感が拭えないですが、上記のようにさっさと資料を読みたかったのと、自分が書きたい内容を優先して書くことがモチベーションにもつながった、というのがあります。
商業的にもよくあることだと思うんです。

そんなわけで、個人的振り返り。


1回目お題
「四年に一度」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894457921
あの日の続きは異世界で番外編 -お題:四年に一度-
第1話 蛸薬師通にて謎肉試食会開催す

思いっきりコロナネタ。ただ、社会風刺ってのはあまり好まれないんでしょうか。「自分の作品を無理やり使う」は継続したいですね。
意地でも、宣伝のために。


2回目お題
「最高のお祭り」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894493209
劇場版『幻想冒険物語(仮)』
オーディション会場はこちら  →

KAC2020受賞者が発表された3/27時点で P V 0(ゼロ) 。
にも関わらず皆勤賞に選ばれたのは、運営側は見てもPV数が増えない仕様か、文字数とタグのみで判断しているかのどちらかですね。
速筆賞とかやってるからちゃんと見ているとは思いますが。
あらすじで1200文字という一度やってみたかったネタ。
本文? つまらないから見なくていいです。


 3回目お題
「Uターン」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894542250
ほらほら先輩、ここに可愛い後輩ちゃんがいますよ?
惹かれ合わない二人

ウザ可愛い後輩視点の物語、が書きたくて。エヌ氏って表現すると星新一っぽさがありますね。


 4回目お題
「拡散する種」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894582953
橘家の人々
おらが村の柑橘さん

本当は柑橘6姉妹のお話が書きたかったのですが。
種、ということで男性に。
ただのマイナー柑橘類の紹介です。


5回目お題
「どんでん返し」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894603024
振り込む詐欺にご注意
電子マネーを買いに来た男

リワードには気をつけましょうってお話。
全体的に、場当たり的に書いてる感が否めないですね。
企画自体が大喜利的なそういうものだと思っているのですが、起承転結のしっかりした作品を見ると構想力そのものが違うんだなぁと思い知らされます。


次はカクヨム2020夏物語ですか。
オリンピックの延期が想定外でしょうね。
しかも新型コロナの影響がいつまで続くか不明な状況。
おそらく時事ネタ、特にネガティブな話はNGでしょう。
聖火ランナー持ったワニがコウモリ食べながら2020年の夏に取り残されるお話とか。

雑誌「ダヴィンチ」は20~30代の男女を対象にしており、女性読者が多い。
割と際どい内容もあり、作風として狙うなら、きらら的日常系や爽やか青春モノよりはドロドロの恋愛モノが好まれそう。流行りに乗るならついにアニメ化した悪役令嬢か。

今全然関係ないファンタジーものの構想を練っているんで参加するかどうかも不明ですが。
4000文字なら書くだけ書きたいなぁ。

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