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ゾンスレ、三章完結

ルシ子の存在がデカすぎる……

はい、どうも
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとう

チモ吉です

さて、ゾンスレ三章、無事完結しました! 正確には、本日1月7日から8日にかけての深夜に投稿されるエピローグで完結、ですけどね
まぁ、誤差みたいなものでしょう! 完結! やったね!

いや、本当に三章は大変でした
ルシ子の暴れっぷりといったらもう……作者である自分の手の上すら超えて暴れてくれやがりましたよ

プロット作成時には存在しなかったんですよね、ルシ子ちゃん

元々三章はサブタイトルにもなっている通り、彼女と彼を主軸にしたシナリオを描く予定でした、メインヒロインを海外へと飛ばし、柳家の姉の方にスポットライトを当てた話になる予定でした
ですが、人類側ばかりに新キャラを出すのは不公平だなと
アンデッド側にも新しいキャラ、欲しくないかい? と
そうアホな作者の脳みそは思いついてしまったのです

そうして生まれたのが、ルシ子ちゃん

いや、最初は本当にサブキャラ程度の役割を与えるつもりだったのですよ
それが気が付いたら……このザマです
ルシ子ちゃん――色々な意味で強烈なキャラです、好き

さて、本作は戦闘描写が少なめな異世界転生――ゲーム転生モノのファンタジー小説です

その理由の1つは、作者が戦闘描写がヘタクソだから
どう頑張っても、カッコよく戦いが書けないんですよね
単純にこちらは自身の技術不足……精進せねば

そしてもう1つ理由はあります
それが、本作の魅力が戦いではなくキャラクターの心理描写にあると、そう作者自身思っているからです

小説は、漫画やアニメと異なりキャラクターの心理描写が直接的に読者へと伝えることの出来る表現媒体です
コマ割り、表情、声優さんの演技……そういったモノから視聴者や読者が類推して、頭を使って判断しなければならないそれらとは異なり、小説はそのキャラクターの内情を直に伝えてくれます
昔はアニメや漫画は馬鹿になる、活字離れだと言われた時代もありましたが……そのキャラクターの内情を知るという一面だけで考えれば、最も頭を使わずに楽しむことが出来る媒体が小説なのです
漫画やアニメの方が、消費者に対し読解力を求める媒体なのです

ですから、小説において重視すべきは戦闘面ではなく心理面であると
そう自分は考えています

勿論、異世界ファンタジーのお約束としてそれぞれのキャラクターの強さが分かる程度には戦闘もありますが、それはあくまでキャラクターを引き立てるフレーバー
読者の方々には、自分の作品はそういったコンセプトであると思って楽しんでいただけたら幸いです

……この近況ノートをどれだけの人数が見ているのかは分かりませんが
正直自分も他の作者様の近況ノート、よっぽどのファンでなければ読みませんし

閑話休題

さて、この三章まで読んで下さった皆様は薄々察しているのでは、と思いますが本作の主人公のナナシ君……実のところ彼は、作品を成り立たせるための部隊装置でしかありません
少なくとも、今のところは

彼無くして物語は動かない、さりとて彼が物語に何をしたかと問われると、ほとんど何もしていません
彼の周囲を他のキャラクター達が動き回っている……さながら、星月夜のように

そう、この作品は星月夜です
そして、ナナシ君――主人公はさながら地球

星空を楽しめるのは、その移ろいを楽しめるのは地球が自転と公転をしているから、地球が存在するから
ですが、皆が楽しんで眺めているのは星空であって、月であって、星座であって、惑星であって――誰も、地球そのものは見もしません
何故なら、地球から見た空に地球はないのですから

そんなあって当たり前の、誰も見向きもしないナナシ君、特にこの三章では終始空気でしたね
メインヒロインの不在もあり、ほとんど存在感がありませんでした
けれど、彼無くして三章の物語が動かなかったのもまた事実……やはり、地球無くして星空は楽しめないのですから

結論、ルシ子やりすぎ
おかげでナナシどころかミスターKの存在感も霞んでしまった……

四章では、三章ではほとんど出番のなかったそんなナナシ君と……これまた出番のなかった彼女が中心となって物語が進行していく予定です
ルシ子のような存在が現れプロットが滅茶苦茶になる可能性もあるので、あくまで予定……作者自身辛くなるのですが、きっとこういう性分なのでしょうねチクショウ

再三申していますけれど、本作はカクヨムコン応募作です!
ですので、よろしければ評価やハート、レビュー、コメント等で応援お願いします! 切実に! マジで!
作者はいつでもそれを待ち望んでいます!

それでは、次回は四章終了時にまた会いましょう!
では!

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