すでに、私の中では恒例になっている、美術館巡り!
昨日は、神奈川の『ポーラ美術館』。
それと、熱海の『МОA美術館』に行ってきました。
今回の最大の目的は、何と言っても、現在連載中の『М・ブラスト!!』にも関係がある。
『風神雷神図屏風』
有名なところで、三つに代表される内のひとつ。
『尾形光琳』の、風神雷神図屏風です。
他に、俵屋宗達、酒井抱一とありますが、私がモデルにしているのが、この尾形光琳バージョンのやつでして。
それはなぜか……。
三つの中で、唯一、「風神と雷神の目線が合っている」からです!
俵屋宗達の模倣となる作品。
単純な評価でいえば、三つの『風雷図』の中で、もしかしたら、一番低くなってしまう作品かもしれないんですが(依頼を受けて描いた、その時に注文に画角の指定があった、など)
私は、一番好きです!(やいやい言われようが、そんなの関係ねぇ笑)
そして、それだけではないんです。
今回の風神雷神図屏風と、もう一つ。
39年ぶりに同時公開となった。
『紅白梅図屏風』
これが……もう……鳥肌モンでして!
実は、本当はこちらが、尾形光琳が俵屋宗達を慕って、風神雷神図屏風のアンサーソングとして描いたものだと言われています。
約100年ピッチで描かれた。『風神雷神図屏風』。
俵屋宗達から尾形光琳へ、そして、尾形光琳を慕った酒井抱一。という、琳派の継承ともなった、日本画の最高峰のひとつを見れたことには大満足です!
МОA美術館にて、今月の26日まで公開中です。
もちろん、他にもいろいろ展示されていて、カフェなどもあります。
それに、熱海という土地柄、大観光地でもあるので楽しめると思います。(お宮の松像など、ってなんでコレ?笑)
ポーラ美術館については次回で書きたいと思います。