• エッセイ・ノンフィクション
  • 詩・童話・その他

なにもない

みんな私の中になにか特別なものがあると思って近づいて来ては、なにもないことに気づいて、人によっては「偽物!」「騙された!」となじっては去って行くんですよね……なにもないんですよ。最初からそういうことを積極的に言っておこうと思います。

笙野頼子『笙野頼子初期作品集1 極楽』を読みました。モノローグで成り立っている強靭な世界がここにありますね。『レストレス・ドリーム』での闊達な「会話」が嘘のよう……。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する