本日、「遊び人、サトリをひらく」がついに完結しました。これまで読んでいただき、応援いただいた全ての方に、お礼を申し上げます。ありがとうございました。
この作品は、はじめプロットも何も考えずに、ただ勢いのままに書き始めました。これまで、あまり初めに考え過ぎると書き続けることができなかったので、まずは書き続けるようにと。
ただ、第3章の途中から、この作品はどこに行くのだろうと思い始めて、結末を意識するようになりました。おかげで、色々と帳尻合わせも……。
もっとも、その頃に考えていた結末は、世界の半分と引換えに大魔王の手先となった勇者と戦うために、リリーを魔王に立てて対抗する、という話だったので、大きく変わってしまいました。
ただ、書き終えて見て、これはこれで一つのハッピーエンドになったのかなと思いますので、後悔はありません。
これで、遊び人ヴァルスと仲間たちの物語はおしまいです。今までありがとうございました。