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エンドロールが流れる頃

 去年の文化祭で書いた話ですね。
 好きって、感情はとても残酷で、どんなに非道い人でも好きという感情の前には逆らえなくて、好意的に見てしまう。嫌いだけど好き。複雑。そんなテーマと世界の終わりを阻止できない、一般人を主役に書きました。
 
 3話は、上のテーマとは違ったのでボツにしていたのですが、読みたいという身内(部員)が居たので頑張りました。
 1話と2話は好きに敗北がテーマでしたが、3話は、終わる世界をテーマに書きました。すべてが終わって、今まで積み上げたものが全部無駄になって台無しになっても、自分の知らない、どこか遠くで誰かの心に何かを残す。そんな事を願いながら書きました。
 恐らく蛇足でテーマに合わない話ですが、これはこれで気に入ってます。

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