閲覧、反響いただきありがとうございます!
初めてホラーものを書いたわりにはホラーっぽく出来たかなと。自分の文章には、こういったホラーやミステリーがハマるのではないかと勝手に思ってました。
最初は人間が「逆」で、しかももう片方は妖怪にしていました。
でもそれだとありきたりすぎてつまらないなぁと。
いつか叙述トリック的なお話も書いてみたかったのもあり、それならいっそ「逆」にして、どちらか分からないように書いたら面白いんではないのかと思い立ってこのような感じに。
「彼」は幽霊なのでもちろん死んでます。
此岸にいるので記憶は飛び飛びです。突然現れる、というのはつまり、その間の記憶が飛んだと言う事。
ダメだと思いながら〜というのも薄々幽霊であると気づいていたから。
おまえさん、やごめんね、など。
要所要所に注意を払って、どちらとも取れるように言葉を選びました。
実は、暖かい手〜にルビを振ろうかと迷いましたが、ここは振ってしまうと流石に気付かれるだろうとルビを振らなかったり。
地味に細かい事を考えてました。
短い文でストーリーをまとめる。楽しかったです。
某所でどんでん返しでそっちかい、と突っ込んでいただけたので満足してます。乙一先生の文が好きです。
ありがとうございました。