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【ラブコメ限定 】本気で数字を伸ばしたい 自主企画専用4

こちらにお願いします。

10件のコメント

  • 本日よりこちらを使わせて頂きます。
    かなり間が開きまして、久しぶりとなりますが。

    早速。

    20話。
    原文。
    『翼~、夜遅いんだから、ちゃんとしおりちゃん送っていくのよ~』

    みなさん使いがちですが「~(波ダッシュ、または全角チルダ、乃至は、にょろ)」は、使わない方が良いです。
    「つばさぁ、夜遅いんだから~送って行くのよぉ」
    とした方が適切でしょう。

    稀に「~」を不快に感じる読者も居るので。

    同じく20話から。
    原文。
    「…………」
     俺は何も言えなかった。しおりは俺と母さんを見て、自分のことを思い出してしまっていたんだ。

    無言であることを示す三点リーダーは不要です。
    理由は「俺は何も言えなかった」とあるからですね。
    もしその言葉が無いのであれば三点リーダーのセリフがあっても良い、とは言いませんが、使うのも已む無しの面も。

    20話から。
    原文。
    「しおりは俺の胸にガバっと顔を埋め、激しく嗚咽した」

    表現が被っています。
    「激しく」と「嗚咽」ですね。
    嗚咽と言う言葉には「激しく」の意味があるので、嗚咽とした場合に「激しく嗚咽」だと二重表現になります。
    「ガバッと」と言う砕けた表現に対して「嗚咽」も文章の整合性で見ると違和感に繋がります。
    この場合は。

    「勢いシャツを掴み俺の胸元に顔を埋め、声を詰まらせ肩を震わせながら泣き出すしおりが居る」

    せっかくの感動のシーンなので「ガバッと」はやめた方が良いでしょう。
    また、このようなシーンでは細かく描写した方が、読み手に伝わりやすいです。
    原文は淡々とし過ぎているので。

    21話から。
    原文。
    「大変名誉ある大会でございます。お2人方、おめでとうございます」

    この場合の「お2人方」は「お二方(おふたかた)」とすべきでしょう。
    「お2人方」と言う表記は存在しないので。
    本来であれば数字の表記は漢字が望ましいです。
    ですが、それだと和英混合文章では表記し辛いので、英数字を簡易的に使うことになります。
    私は商品型番など一部を除いてすべて漢数字で統一していますが。

    22話から。
    原文。
    「真理は苦笑いしながら言う」
    「脇ではまた、夫婦漫才が始まっている」
    「俺の問いかけに真理が反応する。そして思い出したように、一斉に口に出す」
    「そう言うと、真理は俺のほうをギロっと睨む」
    「ここで普通にかわいい人形をあげると、また面倒なことになりそうなので、苦し紛れに俺は言う」
    「真理はすぐに、悪だくみをしている顔になる」
    「俺はしおりに取り繕う」

    他にもありますが、きりが無いので。
    いずれも文末に難があります。
    文章が途切れてしまい、流れを遮る文末になっているのと、どうにも読み手を引き離す冷めた文章に読めます。

    「苦笑気味に言う真理が居る」
    「少し離れた場所で、いつもの夫婦漫才かよ」
    「俺の問いかけに真理が反応し、思い出したように全員が口にする」
    一斉に、とありますが、誰が? の部分が無いので。
    「そう言って俺を睨む真理が居る」
    「お菊人形に対して愛らしい人形を例に出すと、また面倒なことになりそうだし、ここは苦肉の策だ」
    「口角が上がって悪そうな顔してるぞ、真理」
    「取り繕ってみたけど、しおりを誤魔化せたかどうか」

    上記したような感じにすると、淡々とした文章から、もう少し温もりを感じさせる文章になると思います。
    説明調、と言えば良いのでしょうか。
    感情の篭もらない地の文では、ただの記号になってしまいます。
    この手の表記は至る所で見受けられるので、もう少し感情を込めた表現を意識すると良いでしょう。

    22話。
    原文。
    「歩き出した俺たちの後ろで、しおりはぼそっと何か独り言を呟いたが、聞き取れなかった。真理は黙って、しおりをじっと見ていた」

    もう少し情緒を出しましょう。
    少しだけ長文ですが充分な情感がありません。
    各話の締めの文言は次への布石となります。
    言葉ひとつひとつを丁寧に選び使うと、続きを読もうと言う気になるものですので。

    例文。
    「歩き出す俺たちのあとにしおりが居て。何か呟いたような。でもそれは聞き取れなかった。真理を見ると無言でしおりを見ているような」

    まだこれでも情緒感は足りませんが。
    説明調ではない情緒を出すためには、語彙の豊富さに加え、どうすれば心に響く言葉になるか、じっくり考えてひねり出しましょう。

    良い部分もあるのですが、今回取り上げたように、単調な文言がかなり多いです。
    小説に読者を引き込むには、言葉の節々に情感を出すようにしましょう。

    以上、今回はこの辺で。
  • こんばんは。

    今回も細かいところまでご指摘頂きありがとうございます。

    今日はPCが手元にないので、明日直していきますね。

    直し終えましたら、またこちらで報告します。
  • こんにちは。

    昨日ご指摘頂きました箇所、一通り改稿しましたので報告しますね。

    おかげさまで本日予約投稿分で完結となります。

    読者自体まだまだ掴めていませんが、作品自体は当初から各段によくなっているのが分かります。

    ご多忙と存じますので、お時間作って頂けるときに引き続きよろしくお願い致します。
  • こんにちは。
    かなり日が開いてしまいました。
    すでに完結していますが、もう少しだけ。

    とりあえず、37話以降の展開に関しては、ウェブのラブコメを好む層には、ウケがとても悪いものになります。
    ハッピーエンドを好むのは実感しているので。
    バッドエンドは言うに及ばず、ビターエンドでも敬遠されやすいので。
    和製英語で表されるメリーバッドエンドなんかもそうです。

    もし、今後ラブコメを書く機会がある場合は、ハッピーエンドを目指すと良いでしょう。
    一般的な文芸書などは問題無いのですが、ウェブの読者は好き嫌いがはっきりしていますので。

    それとラブコメを書く際には、読者の欲求を満たす。
    数字を取る上での最低条件となります。
    何かと言えば「ご都合主義」に尽きますが。
    主人公が理由もなくモテる。
    しかも学校で一番だったりクラス一の美人とか。
    周囲に美少女が集まる。
    バタバタとどうでも良い騒動が発生し、誰かと結ばれる、またはハーレムエンドなどでしょう。
    物語の背景にリアリティは不要ですし、ファンタジーの如き設定でも問題無いので。
    それと、ライバルの出現やヘイトを買うキャラも必要でしょう。
    要するに昔からあるラブコメのスタイルと同じで変化が無いわけで。
    結果、どれを読んでも同じ、金太郎飴の如き作品で溢れ返っています。

    あとは一人称視点の場合。
    モノローグは第三者視点にならないよう、注意して書く必要があります。
    つまり、口語体と文語体の混在です。
    前回も指摘していますが、口語体(話し言葉)で統一していれば、読んでいて違和感を持たないのですが、短いセンテンスが特に文語体(書き言葉)になる傾向が強いので。
    その部分を改善をすることで、読み易さや感情移入のしやすさを得ます。
    こればかりは書いて覚えるしか無いので、いくら指摘しても一朝一夕に改善されるものではありませんが。
    ただ、常に意識すると良いです。

    23話。
    原文。
    「あおはるは射的の屋台を見ると、不敵な笑みを浮かべる」
    「こいつの相手をするとろくなことがない。心底そう思いながら俺は言った」

    「不敵な笑みを浮かべる」は文語体と言えます。人に話す時に、そのように発言するか否かを考えれば、分かると思います。
    「俺は言った」は三人称視点に近い形になります。

    例文。
    「あおはるが射的の屋台を見て、不気味な笑い方をしてるな」
    「こいつの相手をすると、ろくなことがない。心底そう思う」

    一人称視点は原則、語り部が主人公であり、心の声を示すことになります。
    その時に「だがなぜか、真理としおりは、俺を勝負に挑ませようとしている」のように考えるのか「だから、なんで真理としおりは、俺を勝負に挑ませるんだよ」と考えるのか、ですね。

    このあとの文言では「いや、挑んでないよ? それにあれだよ? スナイパーハンターって、スナイパーをハントしちゃってるよ? あんたスナイパーなら、狩られる側だよ?」と、自然な言葉で語られているわけです。

    至る所で統一感の無さが目立つので。
    しつこいようですが口語体であることを、強く意識して表現するようにしましょう。
    統一感を持たせるとキャラの性格が固定されます。

    今後の課題として語り口にも個性を設ける必要はあります。
    乱暴な語り口なのか、丁寧な語り口なのかなど。
    十代の少年であれば、少々口の悪さもあるでしょう。
    同じ十代と言っても育ちや家庭環境によって、語り口は変化します。つまり、背景を考えてキャラを作る、と言うことです。
    これが三十代の社会人であれば、また違った語り口になるわけで。
    得てきた知識の有無や、積み重ねた経験の有無からも、語られる内容に違いが出ます。
    これもまた強く意識しないと、キャラがブレる結果に繋がるので。
    ブレると何があるのかと言えば、キャラが定まらず二重人格のように、こいつ誰だ? になってしまうので。

    主人公なり、周囲のキャラなり、性格傾向を読者が楽に把握できると、感情移入しやすくなるので、そこはしっかり練り込み、分かりやすさを追求しましょう。
    現時点ではどっちつかずの印象が強いので。

    あとは、他者の作品を読んで学ぶのが一番かと。
    ラノベを書くのであれば、やはり教本としてラノベを読んだ方が良いです。
    読者と同じ読み方をしていると、学びに結び付かないので、分析しつつ読むと良いと思います。

    それと。
    ダッシュや三点リーダーに頼らない作風を目指してください。
    まだまだ無駄に使いすぎです。
    無くても成立するものがほとんどなので、要不要をしっかり見極めると良いでしょう。

    なぜ使ってしまうのか、と言えば文章力の問題でしかありません。
    文章力、表現力が高まれば記号に頼る必要性は減ります。
    文章力が低いと、感情表現などで使ってしまいやすくなります。
    なぜかと言えば、その文章に感情が無いからですね。
    無いと感じるから記号を使う。
    向上させるより楽ですから。
    ですが、それをしている限りは文章力の向上は無いので。

    改稿した部分は以前より良くなっていると感じます。
    それでもまだ改善の余地がありますが。
    その辺は次回作以降で上手く反映させると良いかと。

    以上、これまでの細かい指摘を参考に、以降の文章も再構築するなり、次回作に活かすなりしてみてください。

    また気付いたことがあれば、指摘すると思います。
    現在新作を手掛けている都合上、時間の割り振りが難しいので、少々お時間を頂きますが。
  • こんにちは。

    お忙しい中いつもありがとうございます。

    まず、確かにハッピーエンドやざまぁ展開など、ネットでの読者の好みの傾向、聞いてはいましたが実際自分で作品を作り上げてその反応で、聞いていた通りだと実感します。
    私の場合、処女作ということもあり、まずは自分で書きたい物語を長編で書き上げたい、という思いから読者ニーズのないものになってしまったと思いますが、完成させたということで少なからず経験や自信になる部分もあると思います。
    また文体についても、ゆう様に頂いたアドバイスのもと、これもまた自分自信の経験になっています。

    口語体、文語体、少なくとも意識しながら書くようにします。また、三点ダッシュについても、当初はもっとたくさん使っていました。現状でも当初に比べればかなり減りました。まだ目立ちますが。ただ、おっしゃる意味は理解しておりますので、次回作については最初から意識して書いていきたいと思います。

    今作についてもまず本日頂きました23話の訂正、また以降ご指摘を頂けましたら都度修正していきます。

    また、すぐ次回作でラブコメとはいかないと思いますが、次にラブコメを書く際に今回の経験は必ず役立たせたいですし、別ジャンルの作品にしてもこれを糧に励んでいきたいと思います。

    終わりではありませんが、作品が完結したので区切りとしてお礼をさせて頂きたいです。
    本当に丁寧、親身にアドバイス頂きありがとうございました。

    ゆう様の作品も勉強のために拝読したいところではありますが、最初の約束通りそれはせず、陰ながら応援させて頂きます。ただ、小説指南? のやつだけはこっそり覗かせて頂きましたことご容赦ください。

    作品が完結していますので急ぎはしません。いつでも、手の空きました際に、また残りの部分についてもご指摘継続くださるようよろしくお願いいたします。
  • こんにちは。
    ひと段落着いたので、アドバイスの続きを。

    26話。
    絶叫マシンの部分で悲鳴、とありますが。
    悲鳴を上げられるのは、まだ余裕がある場合ですね。
    実際、本当に余裕が無くなると声が出ません。
    喉から出るのは空気だけ、という状態になるので。
    経験談です(;^ω^)

    軽い空腹状態で乗って、降りた時には食欲が完全に失せてました。
    心底苦手なので。

    それと、絶叫マシンの描写ですが、私の小説にも同じく富士急を書いたものが複数。
    最新のものでは以下のように記載しています。

    「山梨県にある絶叫マシーンの宝庫。むち打ちになりそうな奴とか、長いだけで疲れる奴とか、ぐるぐる人間を回転させる奴とか。設計した奴の頭の構造を疑うしかない」

    「彼女が指さす先にある「あれ」とは足ぶらぶら、靴を脱いで乗る奴のことか。身に着けるものは全部ロッカーに預け、身軽な状態で乗らないと落下するから。ポケットに入れた財布やスマホも同様。服は違うぞ。羽織るだけのポンチョみたいな奴は、脱がないと大惨事になりかねないが。ヅラはなるべく外し……まあ言うまい」

    この様な描写を入れると、読者も思い描き易いでしょう。

    全般的に描写があっさりしすぎているので、読者の想像力任せになっている部分が多いと感じます。
    書きすぎると地の文が多くなり、読む方も面倒臭くなりますが、少な過ぎても情景を思い描き難くなるので、適度にバランスを取って分かりやすく、楽しい雰囲気の描写を心掛けると良いです。

    28話。
    以下は説明であり描写とは言い難いので、改善の余地があるでしょう。

    「溢れそうな怒りを抑えながら、俺は努めて冷静に言う」
    「イアンは声を荒げる」
    「イアンの顔は落胆を見せる」
    「しおりの言葉で、俺は我に返る」
    「イアンが放った言葉にしおりは反応せず、俺に身を寄せイアンに背を向ける」
    「2人とも同時に口を開き、目を見合わせる」
    「ここまで同時に口に出したところで、おかしくなって2人で笑う」

    改善例。
    「怒りが溢れ返りそうだ。だけどここは抑えるべきなんだろう、努めて冷静に言葉を選ぶしかない」
    「イアンが声を荒げてる」
    「残念そうな表情をするイアンだな」
    「しおりに言われて頭が冷えた」
    「何を言ってるのかは分からないが、イアンの言葉を無視して背を向け、俺に体を寄せてきてる」
    「俺としおりは、思い出したように目を見合わせた」
    「同時に口にしたことで、なんかおかしくなって、思わず笑いが込み上げてくる」

    何度も指摘していますが、地の文は前後の繋がりを考えないと、文章の繋がりを断ってしまいます。
    元の文章は前後の文章を断つ形なので、スムーズに読み進められません。
    常に繋がりを意識するようにしましょう。
    上に挙げたもの以外にも多数あるので、今後の課題となります。
    何もラブコメに限った話では無く、どのジャンルに於いても同じです。

    先の話もこれまでの例を元に、自分なりに修正してみてください。

    そして、これらの解消は、やはり上質な文章を読むことに尽きます。
    適当に書き殴ったものも多いのが、ウェブ小説ですが、優れた文章もあるので。

    ちなみに、私の小説を読んでも参考にならないと思います。
    言うは易し行うは難し、とも言いますから。
    人の作品の欠点は目に付きます。
    自分のものは客観的に見られないものですね。
    私の小説もまた、第三者が見れば拙さ全開となるものです。

    当方の作品集ですが、あれは書き手に読んでもらうためのものでもあります。
    内容が古びてますが参考になる部分があるかもしれません。
    質問や疑問も受け付けていますので。
    また、紹介している作品の多くは、描写もそれなりにできているものです。
    中には舌を巻くほどに上手なものも。
    参考になる作品も多いので、読んでみると良いと思います。

    個人的にいくつかお勧めを挙げておきます。

    「アパルトマンで見る夢は」
    現代ドラマ。
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054887538700

    今読み返すと幾分、拙さも窺えますがストーリーは優れています。

    「Last Blue」
    恋愛。
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054891076472

    文章が巧みです。大いに参考になると思いますよ。

    「だって僕はNPCだから」
    現代ファンタジー。
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054883805877

    動きのある描写や心情もそれなりに。ストーリーも良いです。

    「『絶対に媚びない系女子』の朝倉さんが全力で俺に媚びてくる」
    ラブコメ。
    https://kakuyomu.jp/works/16816452218320156094

    性描写はありますが、ラブコメはこのように書けば数字に結び付く、と言ったお手本になるでしょう。

    好き嫌いはあろうかと思いますが、勉強だと思って一読してみてください。

    以上、また気になることがあれば、何某か指摘すると思います。
  • こんにちは。

    今回も具体的にありがとうございます。

    なるほど、富士急の描写確かにもう少し詳細なものにしてもよさそうですね。
    一緒に頂きました箇所についても併せて手直ししますね。

    作品のご紹介ありがとうございます。
    早速少しずつ読んでいきたいと思います。

    午後に手直ししますが、終わりましたらまた報告しますね。
  • 今回頂きましたご指摘の個所は、一通り改稿終わりました。

    引き続き以降の話で自分なりに直そうと思いますが、きっと不完全な箇所は多いと思いますので、またお時間あるときにお気づきの点アドバイス頂けますようお願い致します。

    現在、現代ファンタジーもの。むしろダークファンタジーとSFを合わせたような話ですが、ちょっと思いついたものがあり下書きを始めています。

    ある程度書き溜めることができたら上げようと思っています。ジャンル的に需要は薄いと思いますが、文章や構成力を高める練習も兼ね、しばらくはニーズと関係なく自分で書きたいものを書いてスキルアップの期間としようかと思います。

    なので、ゆう様に教えて頂いた作品も並行して読んで、色々参考にしたいと思っています。

    以上、改稿の報告とさせていただきます。
  • おはようございます。
    相当な間が開きましたが。

    31話。
    呪文の部分ですが、記号を複数使わず簡素にした方が良いでしょう。
    例。

    「××……×××……」

    または。

    「オステンデ、ミーヒ、スーム、フトゥルム」

    意味はラテン語で「彼の未来を見せてください」です。
    気軽に翻訳できるので、このようなシーンでは積極的に活用した方が良いと思います。

    病気に関して。
    悲劇を演出する際に使われますが、病が何かを考えない作者は多いです。
    なんとなく残り僅かしか生きられない。
    都合よく使ってしまいがちですが、可能であればどのような病があるか、調べて反映させる方がリアリティはあるでしょう。
    現実の疾病を反映した医療ドラマが数多くある現在では、なんか分からんけど病気で残り僅か、などとなると、どうしてもリアリティが欠如してきます。
    余命であれば「がん」が代表的なものになりますね。
    他には「膠芽腫」もあります。
    「大動脈弁狭窄症」なども放置すると心不全を起こします。
    ただし、現在は早期発見で余命を伸ばせるので、必ず死亡するわけではありません。

    私が小説で扱った病がありますが「ウェルナー症候群」と呼ばれる「早老症」の代表的なものです。
    難病指定されたもので医療が発展する以前では40代で死亡していました。
    現在は対処療法一択ですが、60代70代まで延命ができるようになっています。

    見る側の目が肥えている現在では、なんか分からんけど病気、ではない背景をしっかり描くと良いでしょう。
    病以外でも同じで、適当な背景を持たせても話に説得力は生まれないので。
    もっとも、ラノベの多くは現実を描く気の無いファンタジーだらけですが。
    特にラブコメは酷い有様ですので。
    すべてがご都合主義なので、個人的にはラノベのラブコメは嫌いです。

    さて、長い間お付き合い頂きましたが、この辺で今回のアドバイスは終了とさせて頂きます。

    役に立ったかどうかは定かではありませんが、読者を惹き込む文章を書けるようになることを願っています。
    今はまだ「合格」とは言い切れませんが、書き続けることで上達するものです。
    常に読み手を意識してください。

    ちなみに評価を入れていますが、ここまでお付き合い頂いた分も含めて、ですので。
    それでも当初より良くなったのは確かですので。

    なかなか読まれないことで、気が滅入ることもあろうかと思います。
    多少でも結果を得るまでは走り続けてみてください。
    自主企画に頼らず評価3桁、フォロワー3桁取れた時の達成感は格別です。
    ニーズに沿うのも必要ですが、ニーズを掘り起こすと言う手段もあるので。
    私は、たぶん後者だと思います。
    掘り起こした結果、テンプレではないラブコメを支持する読者を得たので。
    極少数でしかありませんが。

    それでは、今後のご活躍を願って。
    お疲れさまでした。
  • こんばんは。

    本日もアドバイスありがとうございます。
    また、今まで長らく本当に詳細なご指摘の数々、感謝しかありません。
    お忙しい中時間を頂き本当にありがとうございました。

    現在ご紹介頂きました作品を少しずつ読み、新作も考えながらですが、君がくれた翼は処女作であり愛着もあるので今まで頂きましたアドバイスを元に改稿は続けたいと考えています。

    ゆう様に頂きましたアドバイスの数々、本当に自分自身色々気付かせて頂きました。作品も当初よりかなり良くなっている自負もあります。今まで教わったことを考えながら、次回以降の作品に生かしていきます。

    本当にありがとうございました。
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