古来、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われてきましたが、お彼岸をはさんだ寒の戻り、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
私は、花粉症で冬籠り状態です。
さて、拙作『祈り』にLove OF Luxuerさまと神崎 小太郎さまからおすすめレビューをいただきました。感謝、感謝です。(^人^)
食うもの食われるもの、と言っても私たち人間は食われるものの立場をなかなか想像できませんが、地球上、多くの生き物が共生関係にあります。
ヨーグルトのCMにあるように、人間の中には沢山の微生物が住んでいて、人間に奉仕しています。もちろん中には、悪玉菌というものもあるわけですが、それとて、ようく調べてみたら、何かの役割を担っているかもしれないので、一概に〝悪〟と決めつけるのも考え物です。
栄養素など、欠乏してはいけないけれど、多すぎてもいけない、と言われるものはおおいのですから、悪玉菌も何かの抑制機能を有しているのかもしれません。
さて、祈りの主人公は、人間と共に暮らしている微生物です。彼らは、人間が地球をすみかとするように、人間の身体をすみかとし、時に神とみています。結果、どうなるのか……。それは時と場合に異なってくる……。
コメディーなので、馬鹿な奴だ、と笑っていただけたら良いのですが、人間が祈る側にいることを、神社仏閣、教会の前で考えていただけたら幸いです。
その時は、ホラーかもしれません。