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考察

小説を書くにあたり、最も大事なことは分かりやすさだと思います。

これはマンガを評価するのに最も大事なことと言われていることから小説にもそれが当てはまると思います。



私が書いているのはライトノベルに該当します。

ファンがほとんどいない状態でネットという不特定の人々に公開されるコンテンツ。



ストーリーの面白さにはいくつかのパターンがあると思います。

①シンプルだけれど面白い

このタイプの投稿はかなり多く、小説以外のヒット作でも先の展開が分かっていても楽しませる作品は多くあります。

②展開の面白さ

先やラストが分からない。ちょっとした変化で色々なパターンが見えてくる楽しさがあります。映画やドラマは引きを重要視します。

③設定を活かした面白さ

それはないだろ、と重いようなシチュエーション、世界観からスタートします。想像の上を行く世界だからこそ生まれる楽しさがあります。



今作は②を強く意識しました。

長期に渡り投稿されている作品を見ているとどうしても展開がダレるものが多くあります。序盤で読者の心を掴み、キャラクターや世界観で離さないようにするのが伸びている作品の特徴だとは思います。

序盤は特にキレが重要だと思います。あえて書いていませんがキャラクターの描写も重要です。投稿によってはその描写が『重い』ものがいくつかあります。主人公のみが描かれる作品においてはその『重さ』があまり気になりませんが、第二第三のキャラの掘り下げが行われると途端に『重すぎ』る状態になります。

私はキャラクターの描写が上手くありません。次回作はキャラクターの描写とバランスを考慮しつつ①を重視したストーリーを描きたいと思います。



なお、最近投稿が早いのは校正のコスパを割り切ってのことです。

下書きをして校正、2日ほど置いておいて再び見直し。
この後に時間を掛けて校正をしても完成度は5%も上がりません。
今は経験を積むことを重視して投稿を早めています。

それにここでの投稿はタイトル、最初の300文字、3000文字が勝負だと思っています。そしてファンが一定数ついた作品は更なる読者を呼ぶのです。

コメント

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