テンマP

読んだよ・・次が楽しみだ。

話はだいぶ後、正一位・海軍元帥の官位を持つ老三笠が長門に万が一の事態になった時のことについて尋ねた

「主力艦同士の打ち合いではとても勝利を収める確信はありません」

６割で扶桑型や伊勢型はペンシルバニア型に打ち負かされることを知る長門は答えた。なるほどと思った三笠は前衛部隊同士の戦いではと聞いた

「金剛たちを前進部隊に編入すれば、敵前衛部隊を撃退する自信があります・・・がそのためにはどうしても重巡７割が必須です。申し訳有りませんが艦娘の代表として条約に同意することはできません」

「陸奥さん達もあなたと同じ考えですか？」

と三笠大姉様は再度尋ねた

そして陸奥は答える。
「私は陛下がそのことを是としたならばそれに従うのが臣下のつとめではないでしょうか。そして戦えないと言いますがそれこそ思考停止の何者でもないと思いますね。むしろ７割以下でも戦うために新たな戦術、戦略を練り直す絶好の機会と捉えたほうがよほど建設的と思われます。
もはや戦艦は無用の長物となりましょう。ならば次世代の主役である空の為の下準備にまわしたり我々も解体し補給艦などに改造するほうがよほど日本のためになりますよ」
そう答えるやいなや長門から拳が飛んできた