NHKのEテレで先週から始まった『ファースト・デイ』という海外ドラマのミニシリーズを見ています。
……いやあ、拙作『しーちゃんのスカート』のどこがダメだったかを、非常に細やかな描写でド直球にもらってる感じで、30秒ごとに腹パン食らってる気分です。
しースカでは
「(当事者目線はベタすぎるし、共感を得るレベルまで描写を深めるのは私の筆力では話のテンポに影響する。
そもそも当事者目線をフィクションとして書くくらいなら、リアルな当事者の経験談を探して読んでもらったほうがよいのではないか)」と考え、
『トランス当事者目線』ではなく『トランスを理解する友達の目線』で書いてましたが、
そのベタを全力で丁寧に踏み抜いていくスタイルのドラマです。
しかも主役のハナは俳優も吹き替えもMtF当事者というマッシブさ。
もしもトランスジェンダー要素のある小説を書く際には割りと大切な要素を丁寧に扱ってる作品なので、よろしければご参考までに。