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終わったー(ただし本編に限る)

こんばんは。
久々に1日で1万字ほど書いてふらふら。アホほど長い『続三国志演義』、ようやく本編訳を完了しましたー。第三十九回が最終回となります。おおむね14万字ほど、全体通じて108万字ちょい。

劉淵が建国した漢が滅び、いよいよ趙の時代に入ります。

『続三国志演義Ⅱ』の「跋」でも書きましたけど、結局、劉曜と石勒という二人の争いは『三国志後傳』では決着しないのですよねえ。まあ、ないもんはないので仕方ないのですけど、脱力必至のオチまで含めてなんとかしようとすると、けっこうな工夫が必要になります。

それはまあ、今後の課題ということで。

第四十回以降は「余録」として『続三国志演義Ⅲ』に継ぎ足す形で翻訳を進める予定ですけど、けっこう「終わった感」を満喫しておりますので、すぐにはやらないだろうなあ、と思います。気が向いたらやるとか、そういうレベル。

『続三国志演義Ⅲ』は余録も含めて全部翻訳すると第九十七回までになりますので、だいたい40パーセント完了、それで14万字ってことは全体では35万字ってことになりますかね。オエ。

とりあえず、後にも先にもこんなに長い文章を書くことは決してないでしょうから、これはこれでよい経験になりました。人間やればできるもんです。

「もう一回最初から」と言われたらブッ倒れそうになりますけど。。。

しばらくは読むだけに専念できるかな。最近は新しい作品も出ておりますので、いろいろと楽しみです。それでは。

2件のコメント

  • おめでとうございます。

    最終回を楽しみにしています。
    長い長い道のりであったと思います。
    長い間お疲れ様でした。
    要望にもお応えいただきましてありがとうございました。

    >劉曜と石勒という二人の争いは『三国志後傳』では決着しないのですよねえ。
    そうですね。「請ふ。晋書軍談を看て便ち始末を知るべし」という最後の言葉が本当ではないか、続きがあるのかもしれないと思った時期もあります。

    前趙の滅亡で終わっていれば、続編がなくてももう少し評価は上がるのですが、そこは残念ですね。

    >脱力必至のオチまで含めてなんとかしようとすると、けっこうな工夫が必要になります。

    これはこのままがいいですね。最後はあっけなくなるので。石勒と劉曜以外、はじめから登場している人物はもういませんし。勝手に創作すると、平先がどうやって死ぬかは扱いが難しいところです。

    私も三国志後伝のダイジェスト紹介も、どんなに先まで行っても洛陽陥落で終わらせようと思っています。

    >けっこう「終わった感」を満喫しておりますので、すぐにはやらないだろうなあ、と思います。
    >気が向いたらやるとか、そういうレベル。

    それでいいと思います。これから先は「資治通鑑より先にこちらを読んだ方が理解しやすくてよい」と言っていいかどうかも不明です。祖逖もそんなに活躍しないので、祖逖ファンの需要を満たすのが難しいですしね。

    >しばらくは読むだけに専念できるかな。

    改めてお疲れ様でした。ゆっくりされてください。
  • こんにちは。
    ご声援により、無事に劉淵による蜀漢再興の企ては潰えました、ってワルモノか。冗談はさておき。

    永らくお付き合い頂き、ありがとうございました。一応の形になったような気もしますので、ひとまず安心いたしました。

    それもこれも、お付き合い頂いたみなさま、なかんづく、詳しいコメント&ご指摘を頂いたまめさんのお力が大であります。

    独りでやってるとヘシ折れますから。


    〉晋書軍談

    軍談ですから『通俗』の旧版ですか。
    両晋演義とかそれに類する何物かを訳す計画があったんでしょうね。しかし、設定が別なので接続しません。なかなか難しいところです。

    ムリヤリ創作するにも屋上屋になりますし、矛盾が出るだけですね。これはこれでよし、とするのが穏当なところです。

    未完ですから、あとは単なるオマケ、なんで、完結扱いにしてゆるゆるやっていきます。そろそろ他の時代も読みたくなってきましたしね。
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