• エッセイ・ノンフィクション
  • 詩・童話・その他

話を書く時の調べものについて

こんばんわ。八月も残り一週間ですか。そろそろ気温も落ち着いて欲しいなと思いつつ、残暑というロスタイムの長さを思うと、先は長いなと晴れた空を見上げてしまいます。

本日、『ぼくの頭はピヨリーナ/41 悪夢』を投稿しました。
第一話を書くに当たって、いろいろ調べものをしましたが、今回の話は資料整理に一番時間がかかった内容でした。

まず自分の頭で内容を理解して、話の中で使う部分をピックアップ。
それを主人公が使える言葉に置き換えたうえで、順番に並べ替える。さらに今後の展開を踏まえたり、表現を誇張したり、あえて専門的な言葉を使うなど、もろもろの事情を微妙に混ぜ込む。もちろん、読んでいただく方への配慮は念頭に置いて……。

話を考えるときは、パズルを組み立てている気分になります。

よくよく考えてみると、普段、仕事でやっている商品説明やご相談と同じ形式なのかな、なんて思いました。

専門用語や知識をそのまま口に出しても、お客さんはピンと来ない。
だから分かりやすい言葉に置き換えて、必要な部分だけを摘まみ、ニーズに適合した接客販売を行う。こちらが売りたい商品はあれど、真正面から進めても関心は動かないので、上手く話をスライドさせていく。

もしかしたら、仕事のスキルが文章の組み立て方に役立っているのかも……と。
有言実行できているかどうかは別にして、そんなことを考えました。


ピヨリーナもいよいよ大詰め。次回が第一話の最終投稿になります。ぜひご覧いただければ嬉しく思います。
前日には『文解よくわかるドラッグストア』の投稿も控えておりますので、こちらもよろしくお願い致します。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する