どこにでもありふれている日常の果てに、誰でも見れる物語がある。 こんな話は、誰でも描けるし、誰もでそこで生きている。
そんな物語を描きたい……そう思って描いた物語。
この物語では、主人公はあなた自身でもいい。 ヒロインは、あなた(読者)にとっての『貴女』でもいい。
なぜなら、ここには登場人物の自由があるから。
あなたはどんな登場人物を思い描き、その瞳に何を映しますか? あなたは、その場面で、どのような体の熱や、喉の渇きを感じますか……。
喜びも、絶望も、全ては読み手のあなたが、その世界で感じればいいだけ、そこには、現実と変わらない、生々しい世界があるから。
さぁ、テンプレのような肩を張った物語と違い、感情で見せる物語の扉を開いてみて下さい。