今回は作中の用語解説その二です
抑止力
世界を護ろうとする力である星の防衛機構と人類を護ろうとする力である人類の守護延命を目的として働く世界の防衛システムのような存在
人類を護るのは、既にこの惑星の支配種族が人類である為、人類の滅びはその星の終焉を意味する為である
修正力
人類世界や惑星を滅ぼそうとする存在や、世界人類に大きな被害を出す存在を排除しようとする力の事のこと
発動する条件は以下の通り
①世界か人類を故意に滅ぼそうと画策しそれを実行に移す存在の出現
②世界か人類に取り返しのつかない被害を出すと抑止力に判断された存在
③あまりに強大な力の為世界に大きな被害を出すと判定される(そうならない為にレベル100という限界の設定や限界を超えそうになると修正力が発動して身体への大きな負担と云う圧力を掛ける)
修正力の主な機能
マスターの素質がある者に力を与える(世界や人類を救う意思がある、または人類の危機を見過ごせない性格の人物を選択する)
アカシックレコードから歴史上の人物で敵の規模や状況に合わせて適任と思われる人物を派遣する
マスターが世界の護ろうと行動する限り世界の支援でマスターに都合の良い偶然や展開が起きる(世界の支援は主人公補正に近い)
世界容量
可能性は無限でも宇宙全体のエネルギーの総量や可能性の許容量の絶対値は有限であり無限は許容出来ない、その為世界の容量を超える魂は世界に還る事が憚られる故に異世界に転生や転移と云う形で追放される
人類や地球が滅ぶ可能性の世界は不要とされて宇宙ごと切り捨てられる
強大過ぎる力が世界に影響を与えないようにリミットを掛けてそれを超えると圧力を掛けて修正しようとする
平行世界《パラレルワールド》
人類の歴史を大樹と喩えるならば、歴史に影響を与える大きな歴史の分岐点を人類史の幹、歴史に何の影響も与えない個人の可能性等は大樹の枝葉のようなものでありそれがどれだけ無数の可能性に分岐しようとそれは枝の数が単に枝分かれする程度であり、その枝分かれした別の可能性の世界を平行世界《パラレルワールド》と呼ぶ
平行世界《パラレルワールド》はどれだけ増えても所詮大樹の枝葉の数が増えるだけで人類史の幹には大した影響を与えないので許容可能らしい
特異点
人類史の大きな分岐の改変、即ち人類史の幹の部分に異常が起きた時(所謂そこが変わると人類の歴史が大きな改変を受ける場面)その異常を特異点と云う空間に変えてそこをマスター等に修正させることにより歴史を元に戻そうとする働きから生まれる歴史の異物
知って頂くと世界観が分かりやすいと思います