いつも拙作をお読み下さっている皆様、そして初めましての皆様もこんにちは。
かたやままこと先生作画でコミカライズして頂きました
【最底辺であがく僕は、異世界で希望に出会う~自分だけゲームのような異世界に行けるようになったので、レベルを上げて、みんなを見返します】
最新話、そろそろ更新予定なのですが、なぜか急に和風ファンタジー小説を読みたくなりまして、希望の短編のプロットが思いついたのでここで晒してみようかと。
時代設定江戸時代っぽい感じ。
人類と人類の敵である妖(あやかし)が存在する世界。
主人公は妖を狩る侍崩れの青年22歳。
ある朝、ある村で子供たちが何者かに襲われた。
慌てて村人たちが駆けつけると、そこには無残に殺されてしまった子供達6人の死体とオオカミの耳を生やした獣人の姿をした妖(あやかし)の少女の姿が。
村人たちは妖(あやかし)の少女が子供達を襲ったと考えて少女を殺そうとする。
しかし少女は自分は子供達を襲っていない。
襲ったのは別の鬼の妖(あやかし)だと主張。
少女は鬼に子供達が襲われているのを見て、だけど怖くて助けに出る事は出来ず、鬼が去った後、子供たちが生きていたら手当てしてあげようとしていただけだ、と。
しかし激昂した村人たちは少女の言葉を信じず襲い掛かる。
そこに主人公が現れ妖の少女を護る。
村人が抗議するが、主人公は少女が犯人だという証拠を見せてみろ、と逆に挑発する。
子供たちは人間を遥かに上回る背丈の化け物に引き裂かれており、妖とはいえ少女には不可能だ、と。
しかし村人たちは納得せず、主人公は村人たちと少しの間口論した後、ある提案をする。
それは妖の少女に真犯人の鬼の妖を連れてこさせるというもの。
それまでは主人公自身が村人達の人質となる。
日没までに少女が戻って来なければ村人たちは主人公をどんなふうに扱っても構わない。
つまり奴隷商人に売り飛ばしても身ぐるみはいで殺しても構わない、と。
その際主人公はそれまでの妖退治で儲けた大判小判を数枚懐から取り出して村人たちに手渡してやる。
村人達は提案を受け入れ、少女は鬼の妖を探しに行く。
やがて日没寸前、少女が鬼の妖を言いくるめて連れて戻ってきた。
鬼は村人達を鼻で笑い、襲い掛かってこようとする。
その混乱のさなか、主人公は村長に交渉を持ちかける。
”鬼を退治したらお前が年貢をちょろまかしてため込んだ蔵の米俵全てよこせ”と。
鬼が襲い掛かってきそうな緊急事態な事もあって、村長は口から出まかせでその約束を受け入れる。
主人公は鬼を一刀両断する。
その後、主人公は約束していた米俵を要求するが、村長は逆に、今回の事件は主人公と少女の妖が仕組んだんだと難癖をつけてくる。
主人公は村民が見守る中、村長を地面に引き倒し、ついでに彼の悪事の数々を公表する。
観念した村長は主人公に降伏して米俵を差し出す。
主人公はその米俵を殺された子供達の家族に全て分け与えて颯爽と村を去っていく。
その際、妖の少女は主人公に同行したいと言い出し、そこから二人の世直し妖退治の旅が始まる。
ちなみに途中で村人達に手渡した大判小判は、実はもとは木の葉を妖術で偽装した物であり、翌日には元の木の葉に戻っていた......
なんか無性にこういう話が読みたくなったのですが、残念ながらネットで検索してもなかなか見つからないんですよね~。
ならば自分で書いてしまおうかな?
というわけで皆様、お互いゆるゆるカクヨム生活、楽しんで参りましょう。