• ホラー

ご挨拶と横溝賞について

カクヨムに登録して、早一年。
近況ノートを書くタイミングを逃し続け、ようやく機会を得たのでご挨拶させていただきます。

高賀器用改め、岩口遼と申します。

適当に考えた名前でしばらくやっていこうと思ったのですが、この度、第44回横溝正史ミステリー&ホラー大賞の最終候補に選出いただきまして、慌てて改名することにしました。(事務局の方、お手数おかけしました)

まさかここまで残れるとは思っておらず、選考が進み自分の名が掲示される度に嬉しいやら恥ずかしいやら色々な感情が巡っていたことを覚えています。

賞レースというのは怖いもので、突然虚空から自信が生まれたり、過去の受賞作と見比べてその自信を失ったり、と躁鬱な日々を過ごしていました。

もうこれ以上勘弁してくれ、というところでようやく結果がでまして、なんと「カクヨム賞」をいただくことができました。
投票していただいた方々、本当にありがとうございます!!


最後に、優秀賞の浅野さん、読者賞の織部さん、おめでとうございます!
私の本が出るかはわかりませんが、勝手に同期だと思わせてください。
陰ながらお二人のご活躍を応援しております。

2件のコメント

  • 高賀器用改め、岩口遼さん、カクヨム賞おめでとうございます‼︎ 私の敬愛する作家のひとりである山田風太郎曰く、タイトルが匂わせる虚構のスケールの大きさは作品の面白みを担保するものだと仰っていました。
    神鳴り。たった三文字に凝縮された面白味のイースターエッグ。ナーバスな選考中にもかかわらず、読まずに居られなかったのは、岩口のさんの力量が、そのタイトルから煙々と立ちのぼっていたからに違いありません。そして語られる稲妻と水田に纏わる怪奇なる展開の数々。朝比町という架空の土地の謎を活写する技量は舌を巻く想いでした。
    書架に飾る一冊として『神鳴り』は現行の作家様の書籍に負けぬ作品であり、その書き手であることは賞を受賞したことが雄弁に証明したかと思います。勝手になど寂しいこといわず、あなたと同期であるもいう栄誉を私にあたえてください。
    最後にカクヨム賞おめでとう御座いました‼︎
  • 織部さん、わざわざコメントありがとうございます。
    有難いお言葉感激です!
    これからも頑張って執筆活動続けたいと思います。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する