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発作的に救いのない話を書いたと供述しており……

まあ、そういう気分なときもありますよね。
ない?
無いなら、それは健全な証拠です。

もっと酷い話にしてもよかったんですが、現代ドラマに登録する都合で、かなりマイルドになりました。

『三本目のガーベラ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887402952

一度投稿したあと、ラストが気に入らなくて、少しだけ修正しています。

長編の方が煮詰まってまして、そのリハビリみたいなもんです。
年内にあと二本……は無理にしても、一本は書きたいなあ。


シリアス系だと、泣かせる話や、感動物って定番の人気がありますよね。
「ショーシャンク」とか、「膵臓食べたい」とか。
この系統の話、読むのはともかく、書くとなると大の苦手なんですよ。
押さえるべきポイントが、全然分からない。

昔、プライベート・ライアンを映画館で見た時、隣が坊主刈りの野球部らしき高校生男子二人でした。
最初はふざけてペチャクチャ喋ってた二人がですね、最後のシーン。
あ、ネタバレしますので、未見の方はバックして――




――よろしいでしょうか。
最後の墓参りのシーン。
そこで二人が、漫画みたいにおうおうと嗚咽を漏らしだしたんです。
いや、その感性で正しいとは思うんですけど、どこがそこまで若い彼らの琴線に触れたのかなあ、と。
未だに分からなくて、思い返したりします。
親しい人が死ねば泣く、ってもんでもないでしょうし。

まあ、私はあんまり無理しない方がいいのかなあ、とも。
いろいろと悩み中、という話でした。

6件のコメント

  • 発作的に……
    衝動的……には、自信があります! 笑

    おうおう泣く高校生、かわいいですね。
    素直な感性持ってるってことかも。
    私はそもそも野郎二人で映画館に座ってる、って設定が気になりますがね( ̄艸 ̄;)

    『三本目のガーベラ』面白かったです。
    面白いって表現、変かもしれませんが。
    私、最後まで「目」ってのを見落としてまして……認識したとき怖かったですよ。何本目まで手折るつもりでしょうね。怖いですね。
    高羽さんのホラーは何か好きです。
    短編は読みやすいので、ときどき「発作」が起こることを期待しています♪
  • そこに注目されるとはw
    まあ、素直な子たちなんでしょうね。
    映画で泣いたことなんて無いからなあ、私。
    ひねてるんだろうな……

    意外にも早瀬さんに好評だったので、また頑張って発作起こしてみます。
    掌編って、ふと思いついた時に、すぐ書けるスピード感がいいですよね。
  • ガーベラを選んだ理由って、やっぱり「花言葉」ですか?
  • 暖色の花にしたかったので、マリーゴールドやカーネーションなど、いくつか候補を考えて、花言葉は後からチェックしました。
    黄色のガーベラなら「究極の愛」だそうなので、そのままですね。
    今回はオレンジにしましたが。
    色を問わず、我慢強さや前向きな希望を表すそうです。

    ちなみにマリーゴールドは「絶望」ですので、これも捨てがたかった。
  • 『りょう』さんのことは、実は最初から気になってたんですが、名前のことだから誤読からのこともいっぱいあるしそんなことかなと思ってたんです。
    でも、ここまで読んできたら、これひょっとして『亨』さんの記憶がおかしくなってることのそもそもの仕込みかと思って書いてしまいました。

    先生のお話は、どこに何が仕込まれてるのか分からないから。
  • 登場人物は、誰かと印象を被らせないようにと、妙な漢字をあててしまいがちです。
    亨もあまり見ない名前だったので、使ってしまいました。
    本人は「亨○○(りょう~)」って名前なんですけどね。

    スティーブン・キングの「シャイニング」では、主人公を含む親子三代の名前に仕込みがあったのを思い出します。
    kobuupapaさんに指摘されて、「今からでも仕込むか!」って、ちょっと考えてしまいましたが、諦めました。今は。
    そのうち、こそっと仕込むかも。

    読み込んでいただき、ありがとうございます。
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