全109話 これにて完結となります。
この作品は109話までになりますが、109にも意味があります。
9という数字は究極に通じ、意味します。
そして完成、完結…となります。
全ての物語はここで終わり、主人公を含め主要実物たちは亡くなりました。全てがここで、終わったのです。
この作品で何よりも大切にしていたのは余白でした。
最後のゴールが決まっていて、悲しい最後を見てもらうためにひたすら日常を書きました。（日常なのかは疑問ですが）
最後は悲しいだけでなく、何かを残せていると嬉しいです。
爪先からはじまる熱と恋は人間、愛、心、それをテーマにした作品です。
本作は本当は私の処女作になる予定でしたが、途中で迷って苦しくなり、光と影の道標 ～道行く先はワールドエンド～に浮気しました。
でも、私の作家として書きたいものがこれで定まったように思います。
とっても大切な作品になりました。
最近の小説では展開が早く余白の少ないものが好まれるとは思いますが、私の場合はこのように掘り下げが多くもしかしたら途中でつまらないと思われるかもしれません。
しかし、読んでいただければ最後の悲しみがより深いものになります。
ぜひ、1話から読んでみてください。
なろうで評価があまりいただけず、かなり凹んで最後まで投稿しようか悩んでいましたが、1話1話大切に読んでハートをくださった方、更新のたびにハートをくださる方、本当に本当に涙が出るほど嬉しく、元気をいただきました。
最後まで応援してくださった方、本当にありがとうございました。