卯月白華

例えば、自分と友人の命がが危険に晒されたとして、どっちを選ぶかなんて、難しくはない。 少なくとも、上峰加奈子にとっては。 おかげで厄介事は終わらない。

いざとなった時に探そうと思っても見つからない。 特にアンラッキーが重なったのなら。

筋肉が切れる音って、聞いた事がありますか？

知らないって素敵な事だと思う。 訂正、知らないから悪いんだ。

間違いなく面倒ごと。 どっちがよりそうなのかと言われたら、生ものの方がと答える。

そもそも雨宿りをしなければ、関わらずにいられたのに。

上峰加奈子のある日の出来事。 まさかコレが後々本当の厄介を引き連れてくるとは、当時は夢にも思わなかったのに。

その日、私立聖東学園高等部の生徒は、着の身着のまま、異世界に突然跳ばされた。 理由は不明。 訳も分からない突然の出来事だった。 あれから四年、生き残ったのは、私達二十三人。 …

一回目の人生は日本人の少女として。 二回目の人生は異世界の隠れ里の少女。 三回目の人生は二回目と同じ世界の別の国。 そして四回目は―――― 生まれ変わっても必ず彼と出逢うのも、…

KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022～ １１回目お題：【日記】 とある物語の登場人物を主人公にした連作の一つです。 ”上峰加奈子”にとって…

KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022～ １０回目お題：「真夜中」 とある物語の登場人物を主人公にした連作の一つです。 『立ち上がって歩いた…

記憶から大切な部分が欠落していることに気がついていても、それでも歩く。 そう決めたある夜のこと。 ”上峰加奈子”がたまたま運よく逃げられた地獄に舞い戻ってしまった話。 選んだの…

「あめのまえ」の続き、かもしれない ”上峰加奈子”がいずれ知る話。 ある意味どちらにとっても『もらい事故』。 罠にかかったのは誰でしょう？

時が一瞬交差したとして、一方には正真正銘の運命。 だが、一方にとっては本当に微塵も記憶に残らない。 そんな出来事。 ”上峰加奈子”が今は知らない話。 もしかしたら永遠に知らな…

ある出来事が起こった過程での一コマ。 どこかの古びた社だけが見守った月の無い夜。 ”上峰加奈子”の物語のプロローグです。

人生観だと明言する確かさは無いけれど、願望をつらつらと

創作論と言えるほどの強さではない独り言

「第六感」というお題を見て、図らずも考えてしまった事をつらつらと。

異世界に転生した、悪役令嬢かもしれない少女の日常を綴った奮闘記、の様な物です ◆この作品は「小説家になろう」様にも掲載させてい頂いています

それはどこかの誰かが眠りの終わりに見た夢で幻。 目が覚めたならば消えてしまうかもしれない儚い泡沫。 けれど確かにあった欠片――――その一つ。 とある無いはずの平行世界。 そこに…

ある日唐突に放り込まれたのは、白い膜で覆われた、空も床も真っ白な空間。 周りには、同じ学校の生徒や教師達。 右往左往するしかない耳に響き渡る声が告げたのは、生き残る方法。 たっ…

ただの女子高生が、ある日、理由も分からず異世界に跳ばされ、訳も知らず、とにかく元の世界に帰る為に生き抜こうと、足掻いて藻掻く物語 。