「ヘレン様、カイト殿が戦闘の最中であると情報がただいま入りました」
「そんなことはずっと前から知っているわ、なんで私に今伝えたのよ」
「いえ、それだけでなく彼が動いたことにより『連邦保安』『フィニクス』『アリス様親衛隊』の活動に異変が生じていると報告がありました」
「へぇ、まぁいいじゃない彼らの好きにすればいいわ」
「……ヘレン様本当に良かったのでしょうか、彼に行動原理を与えるとこうなるとはずっと前からわかっていたことではありませんでしたか」
「ねぇ爺や、英雄は死なないんだよ」
「……と言いますと」
「英雄はね、生きて…生きて人に光を与えないといけないの、じゃないといけないの、そうじゃないとそれは英雄と言わないの」
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