カクヨムWeb小説短編賞の受賞を目指して短篇を投稿しています。現時点で6個の短篇を投稿しました。1個を除いて、このコンテストへの応募のために新しく書いたものです。それら投降した短編について紹介します。
『無駄なことはしたくない』
シミュレーション、仮想現実ネタの話です。約3000文字のSFで、ショートショートと言って良いかもしれません。人生を有意義にするため、最善の選択を行うためにコンピューターのシミュレーションを用いることを決めた男の物語です。
『アンジェラ・クーン』
男子大学生が語り手の、一人称の話です。高齢化が進んでいる住宅地でアパートを借りて一人暮らしをしている主人公が、ある日アパートの近所の雑木林でタヌキの群れが何かの動物を虐めているのを発見し、その動物を助けます。そこから始まる不思議な体験の話です。
『海難』
これが、今回新しく書いたのではなく、別の場所で投稿したことのある文章です。江戸時代の、漁師の若者が郷士の家へ魚を届けに行った際、そこの娘に一目惚れする。そこから始まる物語です。
『出されることのない手紙』
文章の半分以上が手紙形式です。思いを伝えることができなかった女性を主人公とした恋愛小説です。
『悩みは楽園にもある』
高学歴アラサー女性が主人公の話です。美術史と西洋史、特に古代地中海世界のことを研究して20代を過ごした女性が、自分が古代ギリシャやローマに興味を持つきっかけとなった、中学生時代の数学の教師と再会します。
『出張先で少年の頃の文通を思い出す所から始まる物語』
ホラー・ミステリー部門に応募した作品です。ホラーともミステリーとも取れる内容です。話の発端はタイトルにある通りです。3人称ですが、話はほとんど主人公の視点で進みます。
お読みいただきありがとうございました。
小説の方も読んでいただけると嬉しいです。