https://kakuyomu.jp/works/16817330658546398947/episodes/16817330663140439501第60話記念!銃が好きな話!長いですよ⁉︎
私は10年ぐらい前にサバゲーにハマっていたことがありました。
思えば私が銃を好きになったのは、小さい頃に兄がM10というコンパクトサブマシンガンを親からプレゼントされたのが始まりで、羨ましかった私は、次の誕生日にコルト・ガバメントを親にねだりました。
当時はルパン三世が毎週放送されていたり、あぶない刑事……歳バレる?みんな知ってる?あぶない刑事。日本の警察官がバンバン拳銃を撃つドラマをやってたんですよ。昔。
そんなアニメやドラマを見せられていた影響があって、私は「銃……カッコいい……」ってなってしまったのです。
社会人になり、少し貯蓄も出来てきて、何か趣味でも始めようと思った時期がありまして、バイクを禁止されていた私は、昔のエアガンの存在を思い出したわけなんです。
ネットで色々調べた結果、県内にサバイバルゲーム場があることがわかり、さっそく道具を購入することにしました。
最初は何を買えばいいのか全然分かりませんでしたが、とりあえず「東京マルイ」というメーカーのエアガンを買えば間違いはないことがわかりました。
私は非力ですので、余り長いのは持ち運びも取り回しも大変だと思って「G3SAS」という電動モーター式のエアガンを購入することにしました。
短いけど球が500発も入って、連射速度も速いらしいので、初心者には最適とかいうレビューを見た気がします。
でも後から知ったんですけど、この「G3SAS」って実在しない銃だったんですよ。銃に詳しい人から見たら、物理的にあり得ない設計の銃なんですってさ。
そんな事を知ってしまった私は、銃に詳しくなろうと思って、実銃について色々調べ、学びました。
そしたら、確かに私が購入したG3SASは、サバイバルゲームには最適だけど、実際にこんな銃が存在したら、まともに弾が飛ばないよっていう構造だったんです。
それから、なんか恥ずかしくてサバゲーに持っていけなくなりました。
私は実在する銃で、もっとも自分にあったアサルトライフルを探しました。
この時点で私の脳は完全に「リアル嗜好」です。なんなら実銃が欲しかったです。
そんな私が選んだエアガンは、「KSC」というメーカーから発売されてる「M4 CQB-R」でした。この-Rがバイクみたいでカッコよかった。
ガスブローバックという作動方式のエアガンで、電動モーターと違ってリアルな反動と、内部機構がお気に入りでした。
ガスがちゃんと気化しないと作動不良を起こすところも可愛くて好きです。
これをカスタマイズするのにもハマりました。戦争映画とかでよく見るようなドットサイト、所謂スコープみたいなのを付けるんですよ。何万円もします。
さらに予備マガジンとか一本7000円ぐらいするやつを4本買ったり、使いもしないのにフラッシュライトを買ってみたり。
もはや物欲に塗れた時期でした。
ゲームは楽しくて、まるで戦争映画の主人公になった気分で敵を探したり、撃ち合いをしたり、マガジンに装填する弾数を、実銃と同じ数にする「リアルカウント」も、実践さながらのマガジンチェンジを要求されてタクティカルなチームワークを味わいました。
よく遊びにくる常連さんと仲良くなったり、他県のサバゲーフィールドに遠征したり。
楽しかったなあ。
でも、仕事が忙しくなって、ゲームに行けなくなった時期を境に、私はサバゲーを引退してお座敷シューターになりました。
そして仕事を辞めてお金に困った私は、泣く泣く銃を手放しました。
売らなければよかったかなーと今では後悔しています。
皆さんも大切にしていたもので、今では使わなくなってしまったものがあるかもしれませんが、それは売ったりせずに、大事にとっておくことをオススメします。
きっと後で、大切な思い出と一緒に、手元に残る形あるものとして、貴方の一部となるでしょう。
今後も私の作品には銃や兵器が沢山登場する予定です。今回のバックグラウンドも含めて楽しんで頂けたら、嬉しいなー。
ふふふ。それでは、また次回。