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第1部終了時点でのキャラ紹介的な

皆さんこんにちは、砂城です。

需要があるかないかはさておき、キリのいいところでキャラ紹介的なヤツをやっておきます。
まぁただのまとめみたいなモノですがね。
初出し情報は……村正のちゃんとした容姿くらいじゃないでしょうかね。


○キャラ紹介
・村正
 主人公。鍛冶師。鍛冶については集中しすぎて体力が無尽蔵になるなど極度の鍛冶バカ。自分の造った装備に対するプライドは高く、実際トップレベルの鍛冶師でもある。特に特殊能力の付与と武器の鍛冶が得意で、得意分野であれば日本トップ、世界屈指レベルの腕を誇る。いい装備、素材に対しては所謂オタクとも言えるほどで、急に早口になることも。
 父親との妖刀合戦の過程で親戚一同と両親を亡くしており、血縁関係がゼロの状態になっている。色々あって闇が深い部分もあるが、一応まともに見える人格をしているのは、最初からネジが外れていたからだろう。
 造った武器を試すために武器の扱いは一通りこなす。戦闘では己が造った装備を使うことで多種多少な手札を見せる。また配信での見栄えを気にして編み出した即興鍛冶で、空気や炎などを素材にして武器を創り出して戦うこともできる。本人曰く、「魔法は使えない」。
 容姿:紺色の髪。イケメンと言われるくらいの顔立ちをしており、身長は180センチほど。身体は鍛えているので引き締まった肉体をしている。
 加護『夜叉』:武器の扱いが上手くなり、身体能力が格段に上がるらしい。

・奏
 剣士。村正とは幼少期からの幼馴染み。出会いは明かされていないが、現在村正以外に興味がないとばかりの態度を取る。配信者ではあるが配信に興味がなく、凪咲に言われた程度にしかやらない。熱意を見せないタイプだが、ダンジョン探索者としてダンジョンのソロ攻略数が世界3位となっており、実力は折り紙つき。ダンジョンへの挑戦は村正へ素材を提供するためというのがきっかけとなっている。そのため強さへの執着はない。ただし村正関係に限っては不思議パワーを発揮することも……?
 剣1本で戦う剣士で、魔力量が多くないため魔法は使わない。使うとしても強化ぐらい。世の剣士が理解できないことをあっさりと感覚でやってしまう、生まれながらの天才剣士。
 容姿:白に近い灰色の髪を肩口で切り揃えている。右目が少し隠れており、表情に乏しい。顔立ちが整っており、巨乳。引き締まった肢体をしている。身長157センチほど。
 加護『武御雷』:剣と雷の能力らしい。

・凪咲
 魔法使い。村正、奏、牙呂とは小学生からの付き合い。日本魔法使いの五本指どころか双璧とも称えられるトップクラスの魔法使いで、空間魔法を得意としている。配信には意欲的で、奏を誘って配信を始めた。10歳にして最強のラインを大きく押し上げダンジョン攻略の常識を覆したコンビの誕生である。奏と同じくダンジョンソロ攻略最年少記録保持者。感情豊かで派手な魔法を使うため配信者としての人気は随一。ただし魔法の詠唱は変てこ。
 魔法使いとしては異常なまでの魔力量を誇り、更には天才的で他の魔法使いですら理解できない理論で魔法を使うこともできる。特に「こうしたいと思っただけで設定している魔法が自動発動する」という特技は理解の及ばない領域にあった。魔力の感知能力も優れており、富士山のダンジョンラスボス戦ではそれまで存在が確認されていなかった神力をなんとなく感じ取っていた。
 容姿:赤茶色のツインテール。やや童顔なため幼くも見えるが顔立ちは整っている。ほぼ絶壁と言えるくらいの貧乳。身長156センチほど。
 加護『ソロモン』:魔法に関する色々な能力があるらしい。

・牙呂
 二刀の剣士。本名は鈴木健太。長い付き合いというのもあるが、村正の無二の親友でもある。速さを追い求め、折れず曲がらず最強の速さを目指して突き進む。厨二病が治っていない節があり、技名を叫ぶ系の配信者。ダンジョンRTAなども行っており、世界屈指の速さを誇る。ちょっと恥ずかしいことも言える熱い男。ファンを大切にし、気遣いもできるしちゃんとモテるのだが、なぜかしょっちゅうフラれている。
 速度と二刀を駆使して縦横無尽に駆け回り、素早く敵を切り刻むような戦い方をする。壁走りや壁を蹴って跳び上がるなど脚を活かした戦い方をするため、配信映えのする戦いが魅力。デビュー時期のせいで奏&凪咲ほど話題には上がらなかったが、着実に伸びてきた努力家でもある。
 容姿:金髪ツンツン頭。犬歯がやや尖っている。鍛え抜かれた逞しい肉体をしている。身長163センチほど。少年らしさの残る顔立ちではあるが整っている。
 加護『韋駄天』:空中や水中を駆けることもでき、速さのデメリットを無視できるらしい。

・桃音
 ヒーラー。村正達4人とは中学生の頃に出会った。日本最高峰のヒーラーとされ、彼女ほどの蘇生能力を持つヒーラーは世界でも数が少ない。世界でもどうすれば殺せるのか議題に挙がるほどの回復力を持っている。魔力が切れない限りほとんど倒す術がないと言われている。若しくは欠片も残さず消滅させれば可能なのかもしれない。他者への回復・蘇生も卓越しているが、なによりも自己蘇生・回復が強い。ヒーラーは戦闘においてパーティの生命線ともなるため重要なことである。ただし痛みがないわけではないため、被弾を前提としたソロ攻略で何度モンスターに殺されても笑顔を絶やさないほどの精神性がなければ、長続きはしなかっただろう。
 回復に秀でたヒーラーではあるが、本人の細腕とは裏腹にとんでもないぱわーを発揮する。速度はあまり出ないが、彼女の振るうメイスは途轍もない威力を誇っていた。謎のぱわーではあるものの、例えば5人で腕相撲をすれば彼女が勝つだろう。また魔力の使用先を回復に割り振るためほとんど使わないが、光系統の魔法を使うこともできる。基本的には被弾前提相討ち覚悟のフルスイングで敵を葬ることが可能。
 容姿:ウェーブがかったピンク髪。顔立ちが整っていて、身長が165ほどと大人びて見える。爆乳。スタイル抜群。
 加護『デメテル』:回復能力が更に伸びるらしい。

・ロア
 アンドロイド。所有者は村正。世界が誇るZONBYの技術の粋を突き詰めた最先端すぎるアンドロイド、AVADA。AIが組み込まれており、異次元収納機能も備えている。配信や家事など機器に関するあらゆることができる。メーカに関わらず機器の情報を操ることができる。元は配信用ドローンカメラで、そのAIチップを引き継いでいる。その頃からの癖で村正の胡坐の上に座ることも多い。忠誠心が高く、ドローン時代にちゃんづけされていたことから女性としての立場となっている。表にはなっていないが村正は鍛冶以外を疎かにしがちなため、家事全般をこなす彼女が彼の身の回りの世話を全て行っている。とてもお高い。
 容姿:白銀の長髪に、機械っぽさのある蒼い瞳。人形のような美しさのある顔立ち。スタイルは普通。白い肌に銀のラインが入っている。身長160センチぴったり。ただし見た目については可変となっている。
 加護『デウス・エクス・マキナ』:戦闘面でも活躍できるようになるらしい。

・双璧きゅん
 魔法使い。凪咲と並び称される魔法使いの双璧と呼ばれるもう1人。村正達5人より年上の男性だが、そうとは思えないほど華奢で可愛らしい男の娘。時間魔法を得意としている。ボクっ娘。配信者でもあるため、村正達6人の富士山のダンジョン攻略配信を同時視聴していることも多く、スレで度々話に挙がっていた。凪咲をライバル視しているため、間違いなく次の富士山のダンジョン挑戦者の最有力候補。

・神を名乗る女性
 富士山のダンジョン最奥に現れた神秘的な雰囲気を持つ女性。伏線を張るだけ張って姿を消した。

・ダンジョン教教祖
 魔法剣士。御年65。ダンジョンが世界に出現して年月がそう経っていない頃。まだ世界が混乱している中、15歳の頃に「ハーレム作って金持ちになってウハウハ生活送りてー」という願望を叶えるため、ダンジョン教という宗教を起ち上げた。世界を創り変えたダンジョンの存在には間違いなく神の存在が関わっている、ダンジョンを攻略して適応してみせることが神の与えし試練だとかなんとか巧いことを言って教団の団員を増やしていった。俗っぽい願望を持ってはいるが、きちんと現実が見れる人物であり、立ち回りが上手かったこともあってダンジョン教の総力はかなりのモノとなっている。ただ肥大した今の教団はそろそろ畳む頃合いかもと思っている。
 15歳当時、世界で3本指だか5本指に入るくらいの実力はあったとも言われており、無理な戦いはしないという立ち回りもあったが、これまでに敗北したことはただの一度しかなかった。当時はデストロイ・メテオを唱えながら剣での近接戦闘を行って敵を範囲内に留めた上で、当たる直前にテレポートで自分だけ逃げるという必勝パターンを持っていた。魔法が体系化されて間もない頃にデストロイ・メテオを使える者は少なく、テレポートまで使える上に剣の腕も立つ。紛れもなく当時の最強格と呼べる傑物である。
 現在は老衰したこともあって探索者は引退しており、教祖も引退して100人の嫁達とたくさんの子供と孫に囲まれて隠居生活を送ろうと考えている。
 目つきは鋭いが顔立ちはいい方。100人の妻も立場を利用したわけではなく、きちんと好意の上で結婚している。教祖らしく振舞おうとそれっぽい発言をしていたら上手くいくことが多い。周りがいい方に勘違いする感じのタイプ。

・紅葉
 ダンジョン教教祖の孫娘が1人。500以上いる孫の中で最も強い実力を備えている。最強の魔法剣士と称された教祖と、身の丈もあるほどの戦斧を振り回すパワーファイターだった祖母、その娘である魔法と膂力を組み合わせた上で高速移動を得意とした母と、察知能力と短剣や肉弾戦など近接戦闘に長けており魔力量を補うために魔力操作を伸ばした父との間に生まれたのが彼女である。それらを兄弟姉妹の誰よりも満遍なく強く受け継いでいる。そのため武器の扱い、魔法、膂力、魔力操作、高速移動、察知能力に長けた万能タイプ。ダンジョンのソロ攻略も容易い次元の強さを誇っており、自身の強さに誇りを持っている。彼女の性質上、得意不得意がはっきりしている村正達とは違い、なんでもこなす。
 またその強さの源である両親と祖父母を尊敬しており、自らもより強く何事にも長けた子を産みたいという願望を持っている。素晴らしいハイブリッドである自負故に。男性探索者の中で自分が持っていない才能を持つ者を婿候補として考えている。
 容姿:青い長髪のポニーテール。切れ長の瞳をした美人。身長は168ほどと高身長で巨乳と、スタイル抜群。スーツ姿だとデキる女性感満載。

・世界最強の探索者
 アメリカの探索者。アメリカ最強のおっさん、最強の自由人などと呼ばれる。ダンジョンソロ攻略数の世界ランク1位。探索者は人気商売でもあると考えており、ファンサービスも豊富。メディアへの露出も多く、握手会なども積極的に行っている。ヒーローを目指しており、子供達からも人気。
 アメリカでは所属している探索者のランキング制度を導入している。ランキング制度は競争心を煽れるが同時に対立を生み、探索者協会のダンジョン攻略要請に応える者がいないという事態になった。明確な上下があるためライバル視が激しく対立しているため、探索者同士は結構不仲だった。
 そんなアメリカの探索者で、彼はライバル視すら難しいほどの実力を誇っているため、唯一自国の探索者から嫌われていないのだ。

・世界最強のパーティ
 ロシア所属の探索者6人組。彼らが揃えば負けはなしと言われるほど盤石なパーティ。得意不得意が分かれており、6人全員が通常ダンジョンをソロ攻略できるだけの実力を備えている。個人の実力が確かで、6人の得意分野が被らず、どこか凸凹でありながら安定感のある6人。“最初の6人”と呼ばれた村正達とどこか似ていると言われているようだが……。
 彼らは高難易度ダンジョンへの挑戦にも積極的で、攻略した暁には日本の6人と交流戦を行い、日本と互いにダンジョンを攻略し合うようにして欲しいと告げている。

・その他日本にいる強い探索者
 魔法使いの5指に入る残り3人。“記述式の賢者”、“闇病みのぐったり魔導士”、“魔女”。
 “双子剣士”
 “爆裂拳聖”
 “死神”
 “闇より出でて闇を司る者”
 “ボンバーフェニックス”
 配信者以外に3人。侍、槍使い、銃使い。
 以下は純色竜ソロ討伐済み。ただし、一部嘘の可能性あり。
 “斬斗”
 “マオー”
 “L剣ネメシス”
 “ダンディライオン”
 牙呂を捕まえて茨で縛って監禁していたヤンデレ(多分)。

○おまけというか小話
・村正について
 妖刀が出てきた時点で刀鍛冶の村正が元になっていることはわかりやすい。創作ではあるが村正の妖刀伝説から、不思議な力を持った武器の鍛造を得意とする鍛冶師というキャラクターになった。

・魔法の発動について
 魔力が急に発現して、それを使って魔方陣を描き様々な現象を引き起こす魔法が開発された。呼び方も様々でバラバラな酷い状態だったため、探索者管理協会が率先して魔法の体系化を行った。協会設立当初の行いである。そのため現在では魔法の呼び名は言語の違いこそあれど同じモノとなっている(作品的に言えばルビが一緒)。
 ただ魔法の呼び名は同じだが、詠唱自体は各個人がその魔法を最もイメージしやすい単語の組み合わせであるため、詠唱が特殊な魔法使いもいる。簡単な魔法はイメージがしやすいため習得がしやすい。
 魔法の開発という楽しい行為を当時の人達がしてしまったため、新しい魔法というのはほとんど出てこない。

・魔剣や聖剣などについて
 ダンジョン内でのみ発見される性能の高い装備。剣だけなく盾や鎧なども存在している。魔法の如き力を有する装備、聖なる力を有する装備のことを言う。特に属性が2つ以上使える武器というのはこういった武器にしか存在せず、鍛冶では造ることができない……と言われていた。
 ダンジョンには隠し部屋があり、その中にある宝箱や初攻略報酬として見つかることが多い。
 同じモノは発見されていないため、見つかったこれらの装備は唯一無二のモノ。失われた装備は有名になると伝説の装備として認知されている。

・神剣について
 高難易度ダンジョンの初攻略報酬として入手できた武器。魔剣や聖剣といったこれまでに見つかっていた装備よりも更に上の性能を持ち、なんか意味深な能力を有している。
 ただし、運が悪いことに村正達は使う気がなかったため売られることとなった。バイバイ。

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