けっこうな長編でしたが、やっとこ完結にこぎつけました。
目にとめてくれた人。
読んでくれた人。レビューや感想をコメントしてくれた人。
そんな読み手の方たちに、読んでほしくて書きました。
本当にありがとう。
以下は書き上げた自身の雑感や次回作へのメモになります。
・プロット~書き始めは15,6万文字くらいになるかなと思っていた。書き上げたら24万文字だった。時間をかけていくと削れる部分が浮かんできて、20万ちょっとくらいに収まった。でも文字多いなー。
次回作は文庫本一冊(10万文字)を厳守して書き始めてるから、
まあ14万文字くらいには収まるだろうむむむ……
・文章が独特……というか説明的な文章すぎる。読み手に直接語り掛けるような日記感覚は、読み手には合わないし読み進めてもらうには難しいのかも?
次の作品はもっとシンプルに文体を変えてみるか?
・ホラー以外を書けるのか?
難しいな。児童劇団は幼少のころ挫折と楽しさと、上を駆け上がっていける子が持っていて自分が持っていないものを痛感したなー。踊り(日本舞踊)としゃべりは確実に培っていけたけど。
ホラーというか、非日常を書かずには作品を書けないサガを私は持っているのだ……。
そして「その時代」に確かに生きていて、向かいの家に住んでてもおかしくないような人しか主人公にできない。
自分なりのリアリティーが、異世界とか中世とかではどうしても崩れていっちゃうんだよなー。
だから作品のリアリティーを異世界設定やトンデモ設定に持たせられる作者と作品には敬意を持っている。
私には持っていないものだ。
児童劇団で主役を張る友だちをぐぬぬと思いながら尊敬できたように。