「働くヒト」小説コンテストの中間選考に残った『さよならツアーズ』ですが、受賞はならずでした。
受賞された二作と、それに続く三作の講評を読んで、今回ダメだった理由はよくわかりました。「仕事の細部までのリアリティ」と「読者が感情移入できる主人公と、その成長」のふたつが重要な要素だったと認識しました。
残念ながら、『さよならツアーズ』には、どちらも足りませんでした。前者は、自分の弱点である「調べて書くの不足」が最大の敗因。後者も、自分の弱点である「物語の最後にカタルシスを」というところではまったようです。
さて、このあとどうするか。課題は見えてきたものの、それをどうやってクリアするか。
色々と悩みつつ、次も頑張ります。