カクヨムで初めて作ったイベント「うんこノベル」、意外と集まって喜んでいます。やってよかった。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883396411まだまだ参加受付中。皆もうんこで盛り上がろう!
さて、イベントを作って改めて考えたことがあります。
イベントをざっと眺めてみると「読みます!」といった企画が目につきます。そのイベントに参加している作品も多いようです。
カクヨムの参加者、特に「カク」で参加している方に求められているのは「ヨム」ひと、つまり読者です。書いた以上は読まれたい、だから、「読みます」というイベントに参加者が集まるのは必然と言えます。
そう言われてみるとエブリスタでもそうだった。Twitterで見かける「RTした方の作品を読みます!」も同様。カクヨムに限らず、書いたものを読んでもらいたいという欲求は自然なものでしょう。
しかし、読者を外から呼び込むことは至難の技です。上述のように「読みます!」イベントでは、確かに参加者は集まりますが、集まっているのは「カク」であって「ヨム」ではない。なぜならイベント参加のターゲットが完全に「カク」を指向しているから。
では、イベントで「ヨム」=読者を集めるにはどうしたらいいか。
難題ではあるんですが、カクヨムが立ち上げ当初に強みを発揮していた「Webで話題にしやすい小ネタ」や、「そもそも熱心な読者の多いジャンル」をイベントの中心に据えることで「カク」だけでなく「ヨム」も集められる気がしています。この場合、イベント参加のターゲットは「カクヨム」双方となります。
実際にカクヨムの自主企画一覧
https://kakuyomu.jp/user_events をざっと眺めると、例えばニッチな関心に絞ったものや「BL」関連のイベントにそういう方向性を感じます。大きなジャンル(例:SF、文学)もありますが、それだとやはり「カク」のほうが反応しやすい。それよりもう少し絞り込まれたもの(参加作にある程度の制約を課すもの)に、「ヨム」を惹きつける可能性を感じます。
運営はイベント毎のPVやユニークユーザーといった統計は持っているはずだと思います。その中で、上述のような「ヨム」をターゲットにしたイベントの数字がどうなっているのか気になるところです。そのあたりに読者拡大のヒントがありそうです。