突然ですが、私はワイヤレスイヤホンが嫌いでした。
有線イヤホンを二人で共有して、距離が近くなる。そんなエモい場面が好きだった私にとって、ワイヤレスイヤホンは侵略者だったからです。
しかし、ネットサーフィンをしていてようやく気付きました。たとえ技術が発展しても、そこに人が居ればエモが生まれるのです。連絡手段の発展を例にすると分かりやすいですね。
電話すら無かった時代だと、連絡手段は手紙でしょうか。一生懸命考えて手紙を書く人。緊張しながら手紙を出す人。届いた手紙に喜ぶ人。エモですね。
電話が登場しても、家電しか無かった時代は不便だったでしょう。親に隠れて電話する方法を模索する人。電話料金が掛かるので名残惜しさを感じながら話を終わらせる人。エモですね。
今はスマホの普及によってそれらのエモは消えつつあります。しかし、新しいエモもあります。
既読が付いたのに返信がなくて不安になる人。敢えて返信せずに気を惹く人。夜遅くまで電話をする人。ビデオ通話で誘惑する人。エモですね。
このことに気付いた私は、ワイヤレスイヤホンから新しく生まれたエモがあるのでは?と思ったのです。
そこでワイヤレスイヤホンだからこそのエモを追求した作品を書こう!と思い、今に至ります。
今までの作品とは少し違った雰囲気にはなりましたが、エモさ極まれり。って感じで満足です。
ちなみに、ワイヤレスイヤホンは完全に線が無い(左右で繋がってない)やつ派です。