※他人の誕生日にかこつけたただの自分語りです。
今日は太宰治の誕生日ですね。また所謂桜桃忌と呼ばれる日でもあります。不謹慎かもしれませんが誕生日に遺体を発見されるというのも尋常でなさを物語っているように、凡人(の域すら遥かに遠い)の私は感じます。
わざわざ、近況ノートの話題に挙げたのですから何か気の利いたことでも話すことが出来れば良いのですが別段何も考えてはおりません。
ただ、私を構成する要素の内太宰の文学が非常に重大であることを、機に乗じて言い散らかしたいという下劣な下心のみで書いております。
まぁ端的に言って好きなんです、太宰の小説。後にも先にも私がお勉強のために一時間以上座れていたのは太宰に関することのみかもしれません。大した量ではないとはいえ多少でも論文を読み第三者的目線から考察なりした上で、中学から数え10年以上私の希死念慮の預言みたいに思っているのですから、全く冷静でない質のものです。私のアイデンティティは太宰と他ほんの数人の方の思想哲学芸術性を、極めてくだらなく矮小化させたものだと言い張って良い程だと思っております。
まぁつまらない主観のみの自分語りが続きそうですのでこの辺にしておきますが何はともあれ大好きです。暗い想念のみでなく温かいものや笑いが多々含まれているのも感じ入るところです。
さて梅雨の吹き溜まりながら夏の陽も兆し、私も入道雲と海を見たいなぁなどと呑気に思っておりますが、実生活は日に日に押しつぶされ、詩でも書いた気がしますが、梅雨らしく重く灰黒い雲が肩に乗っているような気分です。実生活の都合よりは感傷により死にたいなと、阿呆らしく思っております。9月に亡くなられた私の好きだったアーティストさんのことがなぜだか思い出され、何をやっても居てもたってもいられない様な空虚な焦りを感じます。その方が作られた夏の曲が好きだったのです。
応援、レビュー等ありがとうございます。気温も上がり蒸し暑い日が続きますが皆様どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。良い日々を。