95%ほど実体験です。
5%は 当時聞いていたラジオが実はオールナイトニッポンだったという点と高校受験ではなかったという点です。
ぶっちゃけ、ただ電話機の故障だったのだと思います。
それにしても 不意に音だけランダムに鳴るという壊れ方ってあるのでしょうかね。
普通に通話も着信もできるので、致命的な故障ではなかったのだと思います。
この後、昼間でもピポピポ言うようになって、いつの間にか新しい電話機に交換されてしまいました。
せめて音が鳴るのは夜中の3時だけとか、そういうルールがあれば面白かったんですが、残念ながら当時は 普通にビビってましたので時間とかは記憶しておりません。
覚えてないので、小説化する時にもそういうのは付加しませんでした。
その方がリアリティがあるかなと。
作り込み過ぎるのは私が好きじゃないのです。
小説化にあたって、終わり方が 唐突なぶつ切りなのは フィクションとしてはこれがオカルトであるのか、ただの故障だったのかを曖昧なままにしたかったからです。
不安な要素を残して消化不良感を感じてほしいなと思い、このような形にしました。