第13話 相違する『価値』と命の天秤 の全話が公開完了しました!
今回は日常とはかけ離れた、わちゃわちゃした忙しい回でした。
7係と2係の因縁はこれからも続いていきそうです。
今回はネタ供養、付喪神に関するお話です。
・歌の付喪神って何?
歌に宿った付喪神です。
言霊を介して力を送り込むことで顕現することができ、その歌の内容にまつわる力を持っています。
・歌の付喪神の姿はどこからきてるの?
歌の付喪神の姿は歌われる歌詞や曲調、人のイメージによって形作られます。
『戦華繚乱』は歌詞の中にある『八つ忌み子』の姿や性格を模しています。
エニシミエシミは菜子が初めてその歌の楽譜の表紙にプリントされていた蝶々です。
・歌『戦華繚乱』の内容って?
とある架空の物語を歌った歌です。
ある化け物を8つに引き裂きそれぞれ封じた『分身体』が逃亡し、その『分身体』たちに選ばれ呪われてしまった8人の女性たちの戦いを描いています。
呪われた女性『八つ忌み子』の1人、花魁が今回登場した姿です。
・どうして刀に化けられるの?
歌の中で語られる『八つ忌み子』の花魁は『虚飾』の力があります。
姿形を偽れることを活用して支給品の刀に化けていました。
・なんであんなに菜子に執着してるの?
花魁の性格に引っ張られています。
『虚飾』に呪われたために、自分の外見だけで人々が集まるようになり、仕事の役割と相まって自分の内面の価値のなさに苦しんだ花魁は、自分自身を認めてくれる存在に激しく執着する傾向がありました。
『虚飾』の力ごと自分の価値を認めてくれ、頼ってくれる菜子にももちろん執着しています。
・ほかにも菜子を助ける付喪神はいるの?
いっっっぱいいます。
実際に登場しているので挙げれば、縁から過去の記憶を見せてくれる『エニシミエシミ』がいます。
1つ物語が出来そうなくらいの盛り具合ですが、菜子が語るシーンはなさそうなので、まさに供養でした。
次回は暖かいお話。
そしてついに名前だけあちこち出ていたあの人が登場?
是非お楽しみください!