青村司様。この度は素敵なレビューをありがとうございました!
頂いたレビューがこちらでございます。
https://kakuyomu.jp/works/16818093078079500522/reviews/16818093080759585770🌙
青村司様から頂いたレビューを拝読いたしまして、一番最初に感じた事は「きっと、青村司様はとても深く読んで下さったな」ということです。
これは深く読みすぎという訳ではなく、むしろ正反対で、作者である私が伝えたかった事を一から十まで読み取って下さったと感じました。
サブキャラである橘樹梓の経歴ですが、彼女は過去作である。こちら
https://kakuyomu.jp/my/works/16818023212359722154 の主人公です。
女性読者を想定して書いた上に少しホラー描写もありますので、人を選ぶ作品だと思います。
ですので、梓ちゃんについて簡単にまとめますと――。
彼女は千年以上前――具体的に言えば墳時代から続く巫女一族の末裔です。(現在はいわゆる社家です)
的中率100%の予言能力がありますが、代わりに「過度なお人好し」であり、周りから気味悪がられることもしばしば。
そんな彼女ですが、普段は大学に通いながら「捨てても帰ってくる日本人形」から「病人にとりつく化け狐」まで、ありとあらゆる怪異を退治しています。
せっかくですので、青村司様の作品も一つ紹介させて下さい。
『その旅びとには謎が多い - 謎めいた青年と精霊に愛された少女の放浪譚 -』
https://kakuyomu.jp/works/16818093074826293729 これは旅をしながら知恵と知恵を交換する旅人――通称『物語り』であるタイカ、そして、彼を中心とした旅先で出会った人々との物語。
連作短編故に一章が短く、スキマ時間に読みやすいです。
ここからは個人の感想になりますが、全体的に暖かく、読んでいて心地よい物語だと思いました。
六話辺りから穏やかなケルト音楽を流しながら読んでいたのはここだけの話です(笑)
(久しぶりに一気読みしてしまった事も、ここだけの話)
近年アニメ化した旅路を描いた作品というと、鬱系だったり、コメディ要素が強かったりしますが、こちらは純粋に人々の変化を中心に描いた作品となっております。
これぞ、群像劇と呼ぶべきものですね。
成り上がり、ざまぁ、など、ありきたりな展開に疲れてしまった皆様、是非ご一読下さい。