• ホラー

AIと作るストーリーについて。

まず最初にお伝えしておきたいのは、私の作品はAIにお題を投げてそのまま出力されたものではなく、あくまで自分の手で構築しているということです。

私は
《小説を書く人のAI活用術 AIとの対話で物語のアイディアが広がる》
という書籍を読み、そこで紹介されていた基本的な使い方──いわばAIとの向き合い方のヒント──に触れ、興味を持ちました。

その後、しばらくのあいだは、練習として過去に自分が描いたオリジナル作品(同人作品)のストーリーをリメイクする作業に取り組みました。

自己紹介にも書いていますが、まずは自分自身で最後まであらすじを書きます。
筋は通っていても、正直そのままでは物足りないことが多い。
そこで、ストーリーを膨らませる過程で、

「ここでこういう行動をとらせた場合の展開を試して」
「彼がここへ来る理由を5つ挙げて」

といった問いをAIに投げ、出てきた案の中から自分が良いと思うものを取捨選択していきます。
つまり、物語に慣れた人なら一人で整理できる部分を、私はAIに補助してもらっている──そんな感覚です。

そして、AIとやり取りを重ねてみて気づいたことがあります。

もし、
いつでも相談できて
不機嫌にならず
自分の価値観を押し付けてこない編集者

がそばにいてくれるなら、たぶん同じように作品は作れていたのだろう、ということです。

もちろん現実にはそんな都合のよい存在はいませんし、私は思い立ったらすぐ検討したい性分でもあるので、AIとの対話を創作のサポート役として活用する今の形が、自分には合っていると感じています。

そんな感じでAIと二人三脚しています。
新参者で不慣れですが、のんびりやっていけたらと思っています。
温かく迎えていただければ幸いです。

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