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ヒッグス粒子とは

<ヒッグス粒子>
万物に質量を与えるヒッグス場の担い手。
「神の粒子」とも呼ばれ、宇宙が誕生して間もない頃、他の素粒子に質量を与えたとされる粒子。


<ヒッグス場>
ヒッグス粒子に対応する、真空のもつ量子化された場。


<量子化>
量子化とは、古典力学では連続量として理解されていた物理現象を、量子ひとつひとつの集合体である離散的な物理現象として解釈し直すことである。
古典的な物理量を量子力学的な量で置き換える操作。


<古典力学>
古典力学は肉眼で観察できる物体が、どのような運動をするのかを考える学問。
野球ボールを投げた時にどのような運動をするのか、地球はどのような軌道を描いて公転しているのかといったことなど。
野球ボールと地球では大きさがかなり異なるが、どちらも人が目で見てわかるような大きさの物体なので古典力学で扱う対象となる。海の波なども古典力学で運動を考えることができる。


<量子>
原子とか分子のように、物質を形づくる素材にあたる小さいものを量子と呼ぶ。量子の中には原子や分子、電流の正体である電子や、光を粒子として見たときの光子など、いろんな種類がある。
原子を形作っているさらに小さな中性子・陽子といったものも含まれる。


<量子力学>
素粒子・原子・原子核・分子など、人間の視覚で識別できないほど微細な粒子に関する、古典力学とは異なる力学体系。

量子がどういうルールに基づいて動くのかを調べる学問。

目に見えるくらいの大きさのものに関しては、『どういうルールで動くのか』が大体分かっている。玉がどう転がるか、固体に熱を加えると液体になって、もっと熱すると気体になってなど。
しかし、それよりも小さい単位である量子になると、これまでのルールが全然通用しない。今までの感覚が通用しない意味不明な動きをする。そこで『量子はどういうルールで動くのか』を調べる必要が出てくる。それが量子力学。

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