カクヨムコンのお題フェスで「手」をやっていたので、
蒼風の原作の中から、手がテーマになりそうなものを選んで書き上げてみました。
『手乗りてっちゃん』
https://kakuyomu.jp/works/822139843562685398元々、『付喪神のモノローグ』の一遍として考えていたものなのですが、
「魚の一人称は付喪神じゃないよな」ということで、
これだけで単発の短編小説として切り出してみました。
作中に出てくるテツギョですが、
多分、ご存じない方が殆どだと思うので、少し説明を入れておきます。
テツギョ(鉄魚)は、
1922年に宮城県加美郡魚取沼で発見された、日本固有種の淡水魚です。
その後、山形県尾花沢市大字母袋若畑沼、三重県尾鷲市三木里町にある法念寺の庭池からも発見されており、それぞれ県の天然記念物に指定されています。
その風貌から、金魚の変種ではないかと長年言われていましたが、
近年、ミトコンドリアDNA及び核DNAの解析の結果、
どうやら金魚と日本固有種のフナの雑種であることが判明しました。
金魚自体は文亀2年(1502年)に日本に来たと言われているので、
恐らく、テツギョが見つかった沼や池に金魚を放流した輩が遥か昔にいて、
その交雑でテツギョが生まれたと推察されているそうです。
まぁ、今でもたまに、飼えなくなった金魚を川とかに流す人はいるので、いつの時代もそういうところは変わらないということですね(^^;)
2度ほど実物を見たことがありますが、
本当に、ヒレが長くて綺麗なフナ、という印象の魚ですね。
ネットの拾い物ですが、
一応、写真を貼り付けておきます。
ちなみに、バックに映っている水草は、アナカリスといいます。
誰も聞いてませんね、すみません。
(碧はアクアリウムマニア)