恋狸(こいだぬき)と言います。 ラブコメ、ギャグをよく書きます。 良ければご一読よろしくお願いします。 『リスナーに騙されて脱出RTAすることになった』 書籍1巻、コミカライズ単行本1巻、発売中。 『TS転生した私が所属するVTuber事務所のライバー全員を堕としにいく話』 第4回HJ小説大賞受賞。8月1日発売。 『闇覚醒して主人公にボコされるかませ犬に憑依したが原作と違いすぎて戸惑ってる』 書籍化&コミカライズ決定。 『ワイの本当の職業が【性騎士】とか言えない』 書籍化決定。
活字中毒者です。 基本的にファンタジーやラブコメ傾向の作品が好みです。
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
こんにちは。 しめさばと申します。 物語を書くことが大好きです。 私たちの生活の中にあふれている、私たちの感情に訴えかけてくる何かを、 自分の創作の中に組み込んでいけたらなと思っています。 貴方の琴線に触れる作品があるといいなと、心から思っております。
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