小説家になろうさんの公募になりますが。
第12回ネット小説大賞で受賞しました。
最終選考に残って落ちて。
最終選考に残って落ちて。
そういうのが続いていましたが。
『ふたりぼっちで食卓を囲む』
https://kakuyomu.jp/works/16817330649350425119宝島社文庫にて、書籍化決定しました。
思えば、ネット小説大賞。
私が「そろそろ小説家目指すの諦めようかなあ」と最後の徒花とばかりにとりあえず作品放り投げてみたところ、なんかひとつ一次選考通過したことで「もうちょっとだけ続けてみようかなあ」と思いとどめたきっかけのコンテストでした。
思いとどまった翌年に別のコンテストで受賞してデビューしたので、思いとどまるきっかけって大事だなと思いました。
この作品書いている年、いろいろぐちゃぐちゃで、そんな自分を慰めるために書いた話でした。
もう絶対に感動的な話は書かない、もう絶対に自分にとって気持ちのいい話しか書かない。そう強い信念を持って書いていました。
書いてみたら、なんか自分にとって気持ちいい話しか書いてないのに思っている以上に人に読まれるなあと思い、とりあえず公募に出したりしていました。その気持ちよさが目に留まったのならば幸いです。
なんというか巡り巡ってきた縁でした。
本当にありがとうございます。