『お前のずっとあとに続く子らに、呪いを与えよう。後に双子が産まれ、片方は呪われ、片方は祝福される。呪いの子は全てを破壊し、何も残らない』
六百年前に、国王が魔女を殺した代償にうけた、呪い。
その〝呪い〟を受けた王女・ヤーツェルはみなから忌避されていた。
そんなヤーツェルも年頃。
結婚相手を見繕うことになるが、なんと「偏屈で変わり者で、年寄りで…猛獣のよう」と噂されている、ヴルフェリオ伯爵しか居なかった…
嫁いでも、肝心の夫は会おうともせず、興味もなさそうで―――
呪いを受けた超絶美少女な王女さまと、無愛想な野獣伯爵の、じれじれなラブストーリー。
…………ですので、是非お読みいただきたく！
よろしくお願いしますm(__)m