• 詩・童話・その他

もうだめだ

八方塞がりの状態
逃げ場のない状態
すべてを 終了させたい
それでも 命は
存続している
心では 自分を 抹消してしまいたいが
なかなか出来ぬことだ
仕方なく生きるのか
自らを 自らの手で
抹消してしまうのか
悩む
きっと たくさんの人が
悩みに 悩んで
抹消したに違いない
生きると言うことは
非常に 不都合な事実あであり
非常に 不都合な真実でもある
たとえ 乗り越えたとしても
また 心には
抹消の心が
蘇り 蘇り 辛さを
抱えてしまうだけだ
人は 生まれながらに
生命力の強弱が 決められている
強いものが 生きて
弱いものは 去る
けれども 救いの手だけは
欲しい

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する