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有隣堂しか知らない世界×カクヨム コラボ作品!本当にありがとうございました!

みなさんこんにちわっかーな!
歌って踊れる小説家、山下若菜です( ✌︎'ω')✌︎

3月7日から4月15日まで開催されたカクヨムと有隣堂しか知らない世界のコラボコンテスト

山下作品を読んでいただきました皆様に、本当に感謝しています!!!
皆様誠にありがとうございました!

コンテスト期間は終わりましたが、作品はまだまだ読めますので、
未だ読んでないよーという方もこれから読んでいただけると嬉しいですし、
山下の作品を読んで「有隣堂しか知らない世界」を知ることができて、番組を見るようになって新たな趣味が増えたというご意見まで頂き、二次創作小説冥利に尽きるなぁと感謝しております。誠にありがとうございます。


約一ヶ月の間に全6本でお届けした「ゆうせか×カクヨム」の作品たちですが、それぞれ単独の形をとりながら、すべての作品を読んでいただけると一番楽しめるという形をとらせていただきました。

ここからは、それぞれの作品への作者コメントになりますので、未だ作品を読んでないよーという方は先に作品を読んでいただけた方がいいかなぁなどと思う次第にございます。(*´ω`*)テヘ



①岡崎弘子、魔法少女になる。
記念すべきゆうせか作品の1本目に作ったのは、ゆうせかの愛されキャラクターザキさんこと岡崎弘子さんが「魔法少女になる」という作品でした。まぁ…正確に言ったら…作品中では魔法少女としての活躍はないんですけどね。
全5本の全体構想を練っていたときから、一番最初に出すのはこの作品だなって感じで、さっくり決まっていたし、わりとさっくり書くことができました。もともと個性が飛び抜けてるブッコローとザキさんの会話主体のコメディは、山下が一番得意なジャンルでもあったし、もしも二人が魔法少女と文房具についてワイワイ話してたらこんな感じになるかなぁって感じで特に苦労はなかったですね。唯一の苦労は文字数を一万字に抑えなきゃいけないから、いれたかったネタをいくつかカットしたことくらいでしょうか。魔法少女の変身呪文とかでもうちょっと遊びたかったです。笑



②【近未来編】有隣堂社員、全員アンドロイド化計画。
ゆうせか×SFをテーマにした作品。公開順は2番目ですが、実は全体構想の時には無かった作品だったりします。この作品の代わりに「恋愛編」みたいなのを作っていたんですが(番組でブッコローが恋愛小説が好きっておっしゃってたので)、色々と作品を作っていく中で、恋愛をメインにした作品を作ると味がブレるなぁっと思って、急遽近未来SFになった経緯があります。しかも最初はSFホラーにしようと思っていました。山下ホラー苦手なのに。笑
近未来SFって、もしかしたら本当に起こるかも…起こったら怖いな、っていうのが魅力だったりするじゃないですか。だからそういうホラー要素強めの感じで終わろうかと思っていたんですけど、書いていくうちにやっぱりブッコローとザキさんと逞しい郁さんという人間たちが、負けっぱなしになる未来は無いな、と思って今みたいな作品になりました。全6本中一番紆余曲折ありながらも、最終的には楽しい作品になったんじゃないかなぁと思います。



③未来に羽ばたけ!鳥人間コンテスト!
3本目にして末っ子という作品。全体構想の時はなかった作品なんですが、コンテスト概要に「カクヨムのトリ」を出してもいいよ、という一文がずっと気になってて。トリさんを活躍させたいなぁと思って作りました。
全6本の中でも珍しい構成をしていて、まず主人公がゆうせかの方じゃないし、物語の視点もブッコローに向いてるわけじゃない。外から見たブッコローを描くことで、本人は多くを語らないのにカッコ良さが出るように作りました。主人公よりライバルキャラがカッコよく見える、アレですよアレ。
あと個人的に、私も小さい頃は結構引っ込み思案で、そんな自分が嫌になって自分を変えたい変わりたい!と思う気持ちが沢山あって。そんな時背中を押してくれる友達がいたら素敵だなと思ったし、すぐそばにはそういう友達がいなかったとしても、物語が、本作品が誰かの背中を押すお手伝いができれば、心強いお友達になれればいいなと思って作りました。



④【邂逅編】産まれ落ちる、鳥。
今回の物語たちの核心に触れる一本。それぞれ独立した楽しい作品を作りつつも、全体が繋がっているという仕掛けを作るためには絶対に外せない一本なんですが、他の作品と比べてちょっと異質というか、絵本みたいな世界感だったり、文体や行間の違いだったり、いつものゴリゴリ会話コメディと比べるとだいぶ不思議というか。
だからこの作品を出す前が一番緊張しましたね。読者さんに受け入れてもらえるかどうか、一番わからなかったというか。結果、温かいコメントを沢山いただけてめちゃくちゃ嬉しかったし、ホッとしました。



⑤【王国編】その文具、はちゃめちゃに喋る。
公開順は5番目と遅いんですが、魔法少女編の次に仕上がっていたのがこの作品です。今回の様々な物語の中で「文具王国が空に浮かんでいる」という事象はとても重要なので、「なぜ文具王国が空に浮かぶことになったのか」というのを書きたいなと思って作りました。実は最初期の段階では神文具たちは意思はあれどおしゃべりはしない設定になっていたんですよ。というのもこの作品が一番ゆうせかの社員さんたちを出せるな、と思っていたので、キャラクターが多すぎると読者さんが混乱すると思っていたのです。でも色々書いていくうちに、あ、これ文具にしゃべってもらった方が混乱しないし楽しいかも、と思って今のような作品になりました。



⑥【最終章】魔法少女ザキ、最後の冒険。〜あなただけしか知らない世界〜
読んで字のごとくの最終章です。笑。全体構想の段階から「魔法少女ザキで始まり、魔法少女ザキで終わる」というのは決めてました。これまでの作品に出て来た要素が最終章で集まって来る、っていうのが胸熱だなと思っていて、邂逅編や王国編に出てくる白い塔や神様の文具はもちろん、途中差し替えをしたSFの要素を入れられたのは楽しかったですね。最初作ろうと思ってた恋愛編を外したのも、幾度何度も世界を巡る二人の話をメインにしておきたかったからでした。最後の最後に出会った二人が過去巡った世界の何を覚えているのかはわかりませんが、すべての物語を読んでくれた「あなた」だけは二人の全てを、これまでの世界の全てを知っている、という仕掛けにしたかったのです。




というわけで、色々と書かせていただき本当に楽しかったですし、普段山下の作品を読んだ事ないよという読者さんにもゆうせかを通して、作品に触れていただけたのが嬉しかったです!!!
ゆうせかコラボじゃない短編、ハレルヤ!!!や、おばあちゃんと一緒の異世界転生などにもレビューなど本当にありがとうございました。


やりたかったことは全てやったので、あとは結果を待つばかりっ!!!

皆さんからの応援本当に嬉しかったです!ありがとうございましたぁ!!!

1件のコメント

  • ひとつひとつも素敵な作品でしたけど、全部通して読むとやはり素晴らしい物語でしたね。私はとても面白いと感じましたからこの面白さを多くの人と共有したいです。
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