糸井翼

お祭りの夜、私は香りを売るお店で、誰にも話せなかった過去を思わず話し出した。香りが導く結末とは。

「なあ、喰字鬼（しょくじき）って知っているか？」 三流雑誌記者の俺は編集長に言われて地元の図書館に向かう。 喰字鬼アンソロジーという企画の参加作品です。

真夜中の展望台に着いた私。誰もいないこんな時間に、突然現れた男の人に声をかけられ、レストランを紹介されて…。

大学進学でひとり暮らしをする私。ちょっとお疲れで迎えるひとりの誕生日にスマホで幼なじみからメッセージが…

一話完結で百の怖い話を作ります。百物語書き終えたときには、きっと・・・ どの話から読んでいただいても大丈夫です。 ※最近は月に数回更新している状態です…

新種目スローランニングの決勝が今始まろうとしています。生中継を見ているイメージで読んでください。

男は愛する妻と娘とおうち時間を過ごす。幸せを噛みしめている男。そんな団らんのほのぼのとした時間のはずが…？

近年、地球温暖化が進み、居場所が少なくなった雪国妖怪。その一人である雪女は、ついにその怒りから、娘のゆきと世界を凍り付かせるために吹雪を巻き起こす。

転校したばかりの新しい通学路。朝、T字路に面したマンションのバルコニーには、きれいな顔の男の子がいつもT字路を見ていた。

長雨が続くと、龍神祭りが行われる。その儀式では、集落の娘が龍神のところへ行く、すなわち、いけにえとして捧げられる、というものだった。カズの娘、モカが龍神のもとへ行くことへ決められ…

角川武蔵野文学賞応募作品。幼い男の子と妖怪（？）の出会いのお話。

自主企画用に書いてみました。私なりのアマビエチャレンジです。文字数は少ないですが、新型コロナ禍を見ているなかでの思いをいろいろ詰めてみました。

今はなくなってしまいましたが、時空モノガタリという小説サイトに投稿していました。命の儚さと美しさを書こうとしました。