研究所広報担当です。
小説概要ページに、追記を付記しました。
以下がその内容です。
【※広報より 2024-12-27】
・この手記集は、あくまでも広報の一環として公開しているのであり、読者の自殺願望を増幅または自殺を教唆する目的で公開されているわけではないことにご注意ください。
・もし読後に自殺願望を覚えた場合であっても、アクセスは限定されておりますため、ご連絡はできないことをご了承ください。
・妥協案にはなりますが、お手元の携帯・PCにて「自殺」と検索いただければ自殺予防ダイヤルにご案内することが可能ですので、ぜひご活用ください。
・背景として
公開され続けて5年半近くになる手記集ですが、この5年の間にも、著名人の自殺や訃報等が多く報じられてきました。また、撮影技術やSNSの発達により、人が自殺を図り、死ぬまでの一部始終を映像に収めることが容易になりました。更にそうした映像の拡散能力は凄まじく、誰の端末であっても、人が死ぬ様子を簡単に見ることができるようになったのです。
こうしたセンセーショナルかつショッキングな自殺の様子を目にすると、人間のメンタルにも少なからず影響を及ぼすものです。
幸いにも、研究所にて一般公開している手記の読者の中から、そうした自殺を図った事例はございません。
しかし今後、手記を読んだ読者が自殺を図る事例が発生しない、と断言することはできませんし、もし発生したら、それは研究所としても遺憾なのです。
この手記集は「あくまでも広報の一環として、自殺願望を増幅させにくい手記を選定して公開している」。これ以上でも以下でもありません。自殺願望の増幅や、自殺の推奨や教唆等を促進するものではありません。その事を小説のトップページに記載しておくべきではないかという会議も行いました。
上記の内容を踏まえ、今回小説概要欄に付記を加えるに至りました。
今後も手記は更新されます。
自殺を扱う手記である以上、あまりこうは書きたくないのですが……ご期待ください。